紅白歌合戦、総合司会に内村光良 紅
組司会は有村架純、白組は二宮和也に
決定

 大みそか恒例「第68回NHK紅白歌合戦」の総合司会がウッチャンナンチャンの内村光良、紅組司会が2年連続で有村架純、白組司会が嵐の二宮和也に決定したことを、13日、同局が発表した。
 内村は2012年から同局のコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」で座長を務め、「宇宙人総理」や「三津谷寛治」といった人気キャラクターを生み出すなど実績は十分。第49回(1998年)に、音楽企画ユニット、ポケットビスケッツのメンバーとして出場している。
 総合司会のオファーには「本当に驚きました。まったく予想外のことでした」と仰天したそうで、「すごく緊張するだろうと思いましたが、貴重な機会なのでお受けしようかと。そして、紅白の総合司会とは一体どんな総合なのか。総合的に体感してみようと思います」と期待を膨らませた。
 昨年に引き続き2回目の紅組司会を務める有村は、今年4月から連続テレビ小説「ひよっこ」でヒロイン谷田部みね子を好演したことも記憶に新しい。「まさか、今年もお話を頂けるとは思わず、ただただ驚くことしかできませんでした。紅白の司会を再びやらせていただけるなんて、恐縮以外の何ものでもありません」と控えめなコメントを。
 「今からすでに緊張していますが、内村さん、二宮さんのお力をお借りしながら、2017年を楽しく締めくくれるように頑張りたいと思います!」と意気込みを語った。
 対する二宮は、嵐として第61回(10年)から5回連続で白組司会を務めたが、単独司会は初めて。喜びを語るとともに、「内村さん、有村さんと一緒に、NHKホールが実家に帰ってきたような温かい空間になるよう、努力し、皆さまと一緒に今年を振り返りたいと思います」と語った。
 東京五輪・パラリンピックが開催される20年に向けて、昨年から第70回(19年)までの4年間のテーマは「夢を歌おう」で統一され、さまざまな世代の人々の夢を「歌の力」で応援していく。
 二宮は「昨年から歌い継がれた夢を、今年も歌手の皆さまに紡いでいただき、たくさんの夢の数々を来年に…。笑って2018年を迎えましょう」と呼び掛けた。

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