最新作『現実から逃げるから現実がツラいんだ』はX21にとって大きな変化を告げる作品に【インタビュー】

最新作『現実から逃げるから現実がツラいんだ』はX21にとって大きな変化を告げる作品に【インタビュー】

最新作『現実から逃げるから現実がツ
ラいんだ』はX21にとって大きな変化
を告げる作品に【インタビュー】

現実から逃げるから現実がツラいんだ
――通算10枚目となるシングル『現実から逃げるから現実がツラいんだ』が、完成。この作品は、リーダー吉本実憂さんが参加する最後の作品になります。
山木:通算10枚目という区切り良い枚数の作品が、リーダー吉本実憂の卒業シングルにもなります。しかも、次の11枚目のシングルからCDの先発 選抜メンバーの再編も行われるように、今回の『現実から逃げるから現実がツラいんだ』はX21にとっても大きな変化を告げるためのターニイングポイントとなる作品になっています。
――未来にはCD選抜メンバーの再編が待ち受けているように、現実から逃げてはいれない状況だ。
山木:ここまで作品を重ねてゆく中、ずっとCDの選抜メンバーを変えることなくやらせていただきました。もちろんその間も、メンバーの卒業や新メンバーの加入を通し、「選抜メンバーの編成はどうなっちゃうんだろうね」と心配していた時期ありましたけど、ここまでは変わることなく進んでこれました。でも、10枚目のシングルとなる『現実から逃げるから現実がツラいんだ』を最後にリーダー吉本実憂の卒業を発表。それをきっかけに、次の一大イベントへ向けての布石も同時に発表されたよう、現実から逃げている暇はありません。
籠谷:約5年間 約4年間、先発 選抜メンバーをほとんど変えずに進んできた中、次のシングル作品でガラッとメンバーが変わるかも!?と思ったら、正直、怖さは感じます。もし選抜から漏れたら、これまでずっとイベントやライブを通しファンの人たちと会ってきたのに、その機会も減ってしまうんだと考えたら寂しくなります。
――先発 選抜以外のメンバーからしたら、これは大きなチャンスになりますよね。
門垣:そうなんですけど。私たち二期生がいきなり選抜に入れたとしても、ちゃんと先輩方についていけるのか…。何もないところから作りあげた5年間 CDデビューからの約4年間の蓄積と、出来上がった形のうえで学んできた1年ちょっとの努力ではだいぶ開きがあるように、もし一緒に交わったとしてもしっかりやっていけるのか、その不安もあるように複雑な気持ちです。
犬塚:最近では第二期メンバーのみでパフォーマンスさせていただく機会も増えてきてますが、歌声も声量もダンスもまだまだ劣っているうように、まずは追いつけるようにしなきゃというのが課題なんです。
籠谷:でも、みんなダンスも揃ってるし、歌も上手いし。何より一人一人がしっかり自立してるんですよ。そこはすごいなと思って見てる。
門垣:それは、先輩という見本があるから出来ていることなんです。
――選抜メンバーたちと若手たちが混じり合うことでどんな化学反応が起きるのか、そこが楽しみです。
籠谷:そこは、私たちも期待しているところです。
山木:その刺激によって、より一層レベルを上げたX21になれるよう、そのためにもまずはメンバー再編に向け私たち自身が気持ちを戦わせていきたいなと思っています。
籠谷:なんか、身が引き締まる思いだね。
山木:次回に先発 選抜メンバーの再編が見えたことで、より一層1回1回良いパフォーマンスをしなきゃっていう気持ちをメンバー全員が持っているように、それも良い刺激にもなっていますからね。
籠谷:おかげで、気持ちが緩むことはないです。

頑張り続けるってとても難しいこと。
――みなさん、『現実から逃げるから現実がツラいんだ』の歌詞についてどんな印象を抱いてます?
山木:タイトルへ記した「現実から逃げるから現実がツラいんだ」という言葉は、サビではなく、Aメロの一番最初に…つまり、歌い始めに出てくる歌詞なんです。いきなりその言葉をドンッと言われたときはけっこう印象深かったです。全体的にも、とてもメッセージ性の強い歌だと私は思いました。
――みなさんも、現実から逃げずに日々活動をしているように、みずからの気持ちと重ね合わせ実感することも多いのかな!?と想像します。
山木:その通りです。私、たまに現実から逃げたくなるときがありますからね。
籠谷:あるよね。現実から逃れ、時間が解決してくれるまで待ちたいなと思うこともあるけど、現実はそうもいかないから…。
門垣:夢を追いかけるのってすごくいいことなんですけど。夢を追いかけてゆく中でも、そこにはつらいことや苦しいこともついてきます。そういうときに『現実から逃げるから現実がツラいんだ』を聞くと、もう一回気持ちを奮い立たせようという気持ちに私はなれます。
――みなさん、つらさや苦しさも経験していれば、それを乗り越えたときの喜びや楽しさも知っていますからね。
門垣:そうなんです。うちら二期生も、いろいろ努力を重ねながらもなかなか結果が出なかったこともけっこうありました。だからこそ、頑張ったうえでの成果が出たときや、そのときの達成感にはすごくおっきなものがあるのも実感してきました。
犬塚:頑張り続けるって、とても難しいこと。でも、それを乗り越えて達成したときの楽しさや嬉しさもわかっているからこそ、現実から逃げないでいれるんだと思います。同時にこの歌は、現実から逃げたほうが逆につらくなっちゃうよという気持ちも伝えてるなと私は感じました。
籠谷:私も現実から逃げ出したくなるタイプだから、この歌詞に込めた気持ちはすごくわかります。私の場合は現実から逃げるとき、いいことばかりを考えたり、一晩寝て忘れるようにしたり、どっちかと言えば現実を忘れようとしていく性格なんですね。でもリーダー(吉本実憂)も言ってたけど、「現実としっかり向き合わないと強くなれない」んですよ。私は今、高校3年生。来年には高校を卒業するように、「元気はつらつ ハツラツだけじゃ駄目なんだ」「現実としっかり向き合って大人に成長していかなきゃ」と、この『現実から逃げるから現実がツラいんだ』に教えられました。
――でも、まだまだ元気はつらつ ハツラツで良い年代じゃない?
籠谷:じゃあ、そういうことは二十歳になってから考えようかな(笑)。
山木:もちろん現実を見ることの大切さもわかりますが、10代ってまだまだ情熱で突っ走れる年齢でもあるから、そこは逃げ過ぎなければ良いのかなと思います。
籠谷:そうだね。大切なことにさえ逃げずにしっかり向き合っていければ、それでいいのかも知れない。たまには気持ちの息抜きも大切だと思うからこそね。

歌うたびに励まされる気分になれます

――『現実から逃げるから現実がツラいんだ』は、みなさんの気持ちにもいろんな力を降り注いでゆく歌になりました?
山木:なっています。歌詞に「モヤモヤしてる日も キラキラの日射し浴びて ひた向きな自分をもう一度探しに行こう」と記してあるように、自分としっかり向き合っていけば、新たな自分を見つけたり新しい光を発見出来ると思うからこそ、そうしていきたいなと私は思いました。
籠谷:タイトルだけを捉えたらネガティブそうに思われるけど、じつはとても前向きな歌だし、歌っている私たち自身が、どんどん心に力が漲ってゆく感じを実感しているからね。
――歌ってる自分たち自身が励まされる歌でもある。そこが嬉しいですね。
山木:『現実から逃げるから現実がツラいんだ』の歌詞制作には吉本実憂もちょこちょこと関わっているんですけど。彼女自身が、卒業を前に私たちへ伝えたい想いもここには記しています。中でも、「傷ついても魅力になる 自分を信じて」というサビの言葉は、メンバーが落ち込んでるときに彼女自身がつね 常に言ってる言葉なんですね。この『現実から逃げるから現実がツラいんだ』には、吉本実憂の想いの欠片もしっかり詰め込まれたように、歌うたびに彼女へ励まされてゆく気分にもなれます。
門垣:私、「無我夢中で挑む君は 誰より素敵だ」という歌詞が好きなんです。その言葉へ私は「夢を持つことの大切さ」が集約されている印象を覚えるんですね。
私は今、大学1年生ですけど。大学へ通ってると、まずは大学へ入り、そのうえで将来の夢を見つけていこうという考えの人が多い印象も覚えます。だからこそ余計に私は、「夢を持つことの大切さ」をその歌詞へ感じていたのかも知れません。
――門垣さんは、自分の夢をしっかり抱いたうえでの進学ですもんね。
門垣:私は将来の目標をしっかり決めたうえで、そこへ向かって頑張っているように、無我夢中で毎日を過ごしています。
犬塚:私も、「モヤモヤしてる日も キラキラの日射し浴びて ひた向きな自分をもう一度探しに行こう」という歌詞が好きなんです。アイドルとして活動を始めた頃って、追い越されては立ち尽くす日もありました。でもこの歌を通して、一気に心が軽くなりました。「逃げるからつらいんだよ」だけではなく「なら、こうすればいいじゃん」と、この歌詞は私に言ってくれている。そういう気持ちになれたのも嬉しかったことなんです。
――ただただ「駄目だよ」と言われるのではなく、そこへ光や希望も与えてくれるからこそ、その叱咤が激励にもなるんだろうからね。
犬塚:そうなんです。ただ諭すだけではなく、だったらこうしなよとアイデアを与えてくれる歌だから、私は心を軽く出来たんだと思います。
籠谷:私、自分の歌パートでもあるんですけど、「カラカラの心をウルウルに満たす希望」の歌詞が好きなんです。誰だって、自分の心がカラカラになるときってあるじゃないですか。でも心に希望があれば、カラカラの心だって潤してくれる。そういう希望をみなさんに持ってもらえたらなと思いながら、私はここの歌詞を歌っています。
――みなさんの話を聞きながら、改めて『現実から逃げるから現実がツラいんだ』は、心にいろんな力を与えてゆく歌なんだなと感じました。
籠谷:一つ一つの歌詞が力強いですからね。この『現実から逃げるから現実がツラいんだ』は、前へ、未来へ進みたい人の力になる歌だと思います。

女の子の憧れがここの歌詞に詰め込まれています

――C/Wには、2つのサマーナンバーが並びました。
籠谷:2曲とも、現実なんて見てなさそうなところがいいですよね(笑)
山木:今回は、チームEASTが『君と僕の夏』を、チームWESTが『アサガオ』を歌いました。
――チームEASTが歌ったのは、弾けた恋の始まりを感じさせる『君と僕の夏』になります。
山木:『君と僕の夏』の歌詞を作詞家さんへお願いするにあたり、チームEASTのメンバー内で「この歌は、「僕は恋をした」という結論へ持っていきたいよね」という話をしてて。それで、サビの最後にも「僕は恋をした」と書いていただいたんですけど。他にも、メンバーで歌詞に入れたいフレーズをたくさん上げたうえで、「水飛沫」や「飛行機雲」など幾つか歌詞を入れてもらいました。
チームEASTのメンバーみんなでイメージしていたのが、中学生が部活帰りに二人で自転車に乗りながら、しかもアイスキャンディーを食べながら帰る途中、「あっ、これって恋なのかな!?」気づく瞬間の姿。この歌には、初恋にも似た甘酸っぱい感じを出せたらなと思い、その気持ちも作詞家さんへ伝えたうえで『君と僕の夏』の歌詞を書いていただきました。
籠谷:『君と僕の夏』って、この歌詞だけで映画1本作れそうだね。
山木:それくらいの感じにしたいなと思ってました。
――『君と僕の夏』も『アサガオ』も、物語が見えてくる歌じゃない!?
門垣:『アサガオ』も情景描写が素敵なんです。
犬塚:私、『アサガオ』の歌詞で好きなのが、大好きって告白したのに花火の音に掻き消され、伝わったのか伝わらなかったのかわからない感じのところなんです。この二人がくっついたのかくっつかなかったのか結論も書いてないじゃないですか。そこは、聞く人次第で答えを出せるのかなと思ったら、そこもこの歌の魅力だなと感じました。
門垣:私もサビの部分の「大好き やっと言えたのに 不意打ちの花火 聞こえてなかったみたい」の部分が好きなんです。
籠谷:あっ、私も!!。そのあとに「空を見上げてる 赤い横顔 咲いては散ってく眩しい光のせいだよね」と歌詞は続くんですけど。本当は照れて赤い顔なんだけど、花火の光が反射したせいにしているところとかキュンとしちゃう。
門垣:想像するだけでキュンキュンします。まさに、女の子の憧れがここの歌詞には詰め込まれてますからね。
――『君と僕の夏』も『アサガオ』も、今のメンバーにとても似合う曲たちだね。
山木:そう思います。でも私、最初にチームEASTで歌った『君と僕の夏』を聴いたとき、「なんかチームWESTっぽい」と思ったし、逆にチームWESTの歌った『アサガオ』を聴いたときに「チームEASTっぽい」とも思ったように、互いのチームと楽曲の印象が逆に思えました。でも、そのギャップが今回は魅力にもなっているなと感じてる。
――チームEASTのメンバーって…。
山木:『君と僕の夏』のように、普段からイェイイェイ弾けてるメンバーではないですね。『君と僕の夏』はとてもはっちゃけた楽曲ですけど、普段のチームEASTはそんなはっちゃけないんですよ。
犬塚:逆にチームWESTは普段からテンションが高いけど、『アサガオ』を歌うときはね。
籠谷:しっかり世界観へ浸ってもらえるように歌っています。
山木:でも、性格だけで捉えたら、私はチームWESTに寄っている気がする。逆にしおりちゃんはチームEASTっぽいよね。
犬塚:性格的にはそうだと思います。
籠谷:しおりちゃんはこの中では一番年齢が下なのに、一番しっかりしているし。あまりふざけたりはしない人。でも3人は、とにかくうるさい(笑)。
山木:一応、チームEASTとチームWESTは戦っていますけど、こうやってお互いの歌を「好き」と言える関係って素敵だなぁと思います。

今後も私たちを励ましてゆく楽曲になる

――今回も『現実から逃げるから現実がツラいんだ』はMVとVR映像の両方を撮影しています。VR映像は、今やX21の魅力になっています。
籠谷:見てくださる方々は、メンバーが目の前までせまってくるから見てて面白い…といいますか、ドキドキしてくれるのかな!?と想像します。
山木:なんか、手で触れそうな感覚だよね。
籠谷:好きなメンバーの姿をずっと追いかけることも出来るから、そこはいろいろ楽しんでください。
――最後に、ひと言ずつメッセージをいただこうか?
犬塚:『アサガオ』の歌詞にはぜひ注目してください。途中「あのね」「わたし」なとどセリフっぽく歌っている部分もいろいろあるから、ぜひキュンキュンしながら聞いて欲しいなと思います。
門垣:『アサガオ』の振りは全部メンバーで考えました。なので、イベントやライブに来てくれる方は振りにも注目してください。
山木:今回のシングルはX21として挑戦した作品になりました。『現実から逃げるから現実がツラいんだ』は、メンバー自身が「そうだな」と思わされる面も強ければ、今後も私たちを励ましてゆく楽曲になると思うから、これからも大切に歌い続けていきたいです。
籠谷:『現実から逃げるから現実がツラいんだ』は吉本実憂ちゃんがステージに立つ最後のシングルになります。だからこそ、その姿をステージを通しても見てもらい、みんなで一緒に盛り上がっていきたいなと思います。

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