[BARKS独占アーティストコメント動
画]<SANCTUARY2017>レポートその
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2017年7月16日(日)東京都お台場・R地区にて<ODAIBA DANCE MUSIC Festival SANCTUARY 2017>が開催された。
<SANCTUARY 2017>は音楽はもちろん、BBQエリアほか、アクティビティも充実しており、仲間や家族で“気軽に楽しめる”をコンセプトとした新感覚の野外夏フェス。プロデューサーはDJ DRAGON、だ。まずはそのDJ DRAGON、のコメントを紹介しよう。
<SANCTUARY 2017>1回目の開催となるこの日、お台場の特設会場には、小室哲哉DJ KAORI武田真治&DJ DRAGON、53+84などによる「EARTHステージ」、YOJI BIOMEHANIKA、Q'HEY、REMO-CONなどによるTRANCE、TECHNO、HARDなどエッジのきいた「SKYステージ」、DJ KOO (TRF)、ジョン・ロビンソン、宇治田みのる、そしてマハラジャ伝説の成田勝などが登場する「 OCEANステージ」と3つのステージに総勢30組以上のDJ/アーティストたちが集まった。
この日は快晴、会場は日陰も少ないコンクリートジャングルということもあって、開始から灼熱地獄。オープン直後のフロアはどこも人がまばら……と思ったら大間違い。いた! DJ DRAGON、が語るように、この<SANCTUARY 2017>、フロアに対してのアクティビティの面積が半端なく広いのである。もはや半分以上は“子供と親子のため”のスペースと言ってもいいだろう。人がまばらだったフロアに反して、食事スペースとキッズスペースにはお客さんが急激に増えていくのを体感できた。
キッズエリアは特徴的なエアドームがふたつ。ヨーヨーやスーパーボール、キッズDJが楽しめるエリアや、フェイスペイント、ファミリーメイク、ミニプールなど、客足は開始から最後まで途絶えることがなく、常にキッズの笑顔で溢れていた。もちろんBBQスペースやキッチンカーも充実、遊んで食べて寝て、そして音楽で踊る……この日<SANCTUARY 2017>を訪れたキッズたちは、この経験を一生忘れないだろう。
さてここから印象的なステージをアーティストのコメントとともに紹介していこう。
「EARTHステージ」でDE DE MOUSEのプレイが始まる辺りが暑さのピーク。「暑いね!」から始まったDE DE MOUSEのDJプレイ時には、DE DE MOUSEファンはもちろん、夕暮れからの盛り上がりを待つ、文字通りの“老若男女”のダンスミュージックファンたちが集った。
DE DE MOUSEと同時刻には、ヒップホップDJのレジェンド、DJマスターキーがスピンを開始。懐かし目の定番ヒップホップ曲に歓声を上げているのは、もしやクラブは卒業したと思われる大人たち。CYBERJAPAN DANCERSが登場する頃には、ステージ前に設けられた簡易お立ち台に上がる姿も。もちろんキッズを伴って。DE DE MOUSEとDJマスターキー、普段のナイトクラブではありえない組み合わせを楽しめるのも、この<SANCTUARY 2017>のポイントだ。
日差しも和らぎ、後半戦へ向けてグッと勢いをつけるべく「SKYステージ」でプレイをスタートしたのは、BARKSでは<FULLMOON RAVE>でおなじみのDJ KAYA。トランス好きとともにキッズたちが踊り飛び回る姿が印象的な時間となった。
DJ KAYAのプレイで一心不乱に踊るパリピたちを横目に、「OCEANステージ」では同窓会が始まった! 1984年からプロDJとして活躍、ディスコシーンを牽引して来たDJ BABYの登場だ。フロアはBABY Tシャツを着た“大人”たちが大集結。80年代のディスコさながらにお揃いのダンスで盛り上がった。次の日、いやその次の日のは筋肉痛に悩まされたに違いない。
夕暮れ時、フロアがかなりの人で埋ったところで「EARTHステージ」にBLACK JAXXが登場。武田真治が煽り、DJ DRAGON、が答える。その裏では「OCEANステージ」になんと、“ジュリアナ、トキオー!”のジョン・ロビンソンがプレイ。正面にBLACK JAXXを観ながら、背後でジョン・ロビンソンの雄叫びを浴びる……。ここでしか味わえない、“あの日あの時の最高の時間”を思い出す瞬間だ。
「その2」に続く。

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