【ライヴレポ】FlowBack、チケット即
完のデビュー後初ワンマンライヴを赤
坂BLITZにて開催！「一緒にFlowBack
という船を前に進めていこう」

FlowBackのメジャーデビュー後、初のワンマンライヴ『FlowBackワンマンライブ2017「VERSUS」』が9日に東京・赤坂BLITZにて開催された。

5月にリリースされた最新アルバム『VERSUS』を携え、約1年半ぶりのワンマンとなる今回のライヴ。即日ソールドアウトで超満員の会場は、アルバムのタイトル曲「VERSUS」から始まり幕が振り落とされると観客のテンションは最高潮。続く2曲目の「Calling」ではワンマンならではの演出で女性バックダンサーたちも登場。迫力のパフォーマンスでファンを楽しませる一方、転換中にメンバーのレギュラーラジオ番組『Flow it Back』の会場限定ver.が流れ、冒頭からのムードは一転、5人の素顔が見え隠れするような軽快なトークが繰り広げられ会場からは笑いが漏れるひと幕もあった。

一転、上下白色のスーツにワインレッドのシャツに衣装替えしたメンバーが再登場し3rdシングルとして記憶に新しい「BOOYAH!」へ。スーツスタイルになると、タイトなシルエットが彼らの動きをよりシャープに見せ、優雅さに磨きがかかる。その後、MASAHARUが「ゆったりめの曲が続きます。心の底から僕たちの音楽を存分に楽しんでほしい」と静かに語り、バラード楽曲の「I SWEAR」、 メンバー同士のハーモニーも披露された「ByeBye」。さらに、トロピカルハウスのトラックが特徴の「AfterRain」では、雨上がりの虹が照明で表現され、観客は彼らの歌声に聴き入った。

MCコーナーでは、アルバム『VERSUS』になぞらえた○×クイズでメンバー同士が闘い合うなど、楽曲以外でも個性が爆発。さらには80’sサウンドにちなみ、お立ち台を用いたパフォーマンスが特徴となっている「Heartbreaker」を披露。続く「Let’s Get Together」ではバックダンサーたちが登場し、圧巻のダンスを見せる。メンバー、ダンサー、観客が一緒にタオルを回し会場全体が一体感を見せ、本編ラストを華々しく飾った。

鳴りやまない拍手で本編が終わった後、アンコールはライヴ定番曲となっている「FlowBack」でスタート。TATSUKIが「FlowBackという船の舵取りをするのは自分たち自身だと思っていたけど、このワンマンに向けて準備してわかったのは、いろんな人に支えられている船だということ。そしてファンのみんなもその船を支える大事なチームのメンバー。これからも一緒にこのFlowBackという船を前に進めていこう」と語り、さらに「A.N.L」を披露。

ダブルアンコールの末、9月6日にリリースする新曲「WE ARE!」を初お披露目。「VERSUS」であらゆるものに戦いを挑みに出発したFlowBackがファンを含めたチームワークを手に文字通り“これが今の自分たちだ”と宣言するような力強い楽曲。「WE ARE!」のリリース発表に続き、冬の5大都市ワンマンツアーも立て続けに発表。嬉しいサプライズに観客も興奮冷めやらぬまま大円団を迎えた。

＜セットリスト＞
1.VERSUS
2.Calling
3.FAMOUS
4.Come A Long Way
5.SHAKE THE WORLD
6.Crush On You
7.Wake Me Up
8.BOOYAH!
9.Showstoppaz
10.Champagne Shower
11.I SWEAR
12.ByeBye
13.AfterRain
14.HeartBreaker
15.Be Mine
16.All This Time
17.Let’s Get Together
-アンコール-
1.FlowBack
2.A.N.L 
-ダブルアンコール-
1.WE ARE!（未発表新曲）