ザハーロワ&レーピンが贈る『トラン
ス=シベリア芸術祭 in Japan 2017』
今秋開催
世界的なヴァイオリニストであるワディム・レーピンが2014年に出身地のノヴォシビルスクで始めた『トランス=シベリア芸術祭』は芸術を“旅”と考え、シベリア横断という名を冠している。昨年初の日本公演を行い、レーピンと彼の妻で当代随一のプリマバレリーナであるスヴェトラーナ・ザハーロワ(ボリショイ・バレエ プリンシパル)が“夢の共演”を果たしたのは記憶に新しい。その感動冷めやらぬなか2017年9月~10月に来日し、東京・Bunkamuraオーチャードホール他で公演が行われる。6月5日(月)、ロシア大使館で行われた記者会見には、レーピン、ザハーロワ、デニス・ロヂキン(ボリショイ・バレエ プリンシパル)らが出席した。
日本への熱い想い
ワディム・レーピン(ヴァイオリン)
美神ザハーロワからの“愛”がこめられた『アモーレ』
今回の大きな話題は日本初演となるザハーロワのプロデュース・主演による『アモーレ』だ。『アモーレ』とはイタリア語で“愛”という意味。「1幕の3つのバレエで構成されています。その3つの作品のあいだに見えない糸、アモーレと呼ばれる糸が存在します」とザハーロワが説明するように『フランチェスカ・ダ・リミニ』(振付:ユーリー・ポソホフ)、『レイン・ビフォア・イット・フォールズ』(振付:パトリック・ド・バナ)、『ストロークス・スルー・ザ・テイル』(振付:マルグリート・ドンロン)が上演される。
ザハーロワ&レーピンの特別なつながりを感じられる『パ・ド・ドゥ for Toes and Fingers』
レーピンが演奏しザハーロワが踊って共演するのが昨年に続いて上演される『パ・ド・ドゥ for Toes and Fingers』。「私たちふたりが一緒に舞台にいるときに特別なつながり・感情がある気がします」そうザハーロワが明かすように両者だからこそ生まれる化学反応を味わえるひとときだ。
「ロシアン・シーズン」の目玉公演!
『トランス=シベリア芸術祭 in Japan 2017』は、日本とロシアにおける国際文化プロジェクト「ロシアン・シーズン」の一環として行われるもので、その記者会見も同日行われた。ロシアのオリガ・ゴロジェツ副首相も登壇し、日本とロシアの文化交流の意義を語っている。
トランス=シベリア芸術祭 in Japan 2017
【日時】
9月26日(火)19:00(スヴェトラーナ・ザハーロワ『アモーレ』)
9月27日(水)19:00(スヴェトラーナ・ザハーロワ『アモーレ』)
9月29日(金)19:00(スヴェトラーナ・ザハーロワ&ワディム・レーピン『パ・ド・ドゥ for Toes and Fingers』)
【会場】
Bunkamuraオーチャードホール
【出演】
スヴェトラーナ・ザハーロワ、ワディム・レーピン、デニス・ロヂキン 他
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/17_trans_siberian.html
【日時】
10月1日(日)18:00(スヴェトラーナ・ザハーロワ&ワディム・レーピン『パ・ド・ドゥ for Toes and Fingers』)
【会場】
昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)大ホール
【出演】
スヴェトラーナ・ザハーロワ、ワディム・レーピン、ミハイル・ロブーヒン、デニス・ロヂキン 他
【会場】
昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)『トランス=シベリア芸術祭 in Japan 2017』公式ページ
http://www.maebashi-cc.or.jp/maebashishibun/ticket/2510.html
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