「マクロス」オーケストラ・コンサー
ト、速水奨&竹田えりのジーナス夫妻
コンビがMC 土井美加も出演

(c) 1982,1984 ビックウエスト テレビアニメ「超時空要塞マクロス」の35周年と、主題歌、劇伴を担当した音楽家の羽田健太郎さん没後10年という節目に開催される初のオーケストラ・コンサート「超時空管弦楽 remember ヘルシー・ウィングス・オーケストラ」のMCを、マクシミリアン・ジーナス役の速水奨とミリア・ファリーナ・ジーナス役の竹田えりが担当することがわかった。また、トークパートには、ヒロインのひとりである早瀬未沙を演じた土井美加も出演する。
 1982年に放送された「超時空要塞マクロス」は、宇宙から墜落してきた異星人の戦艦・SDF-1マクロスの解析から、オーバーテクノロジーを手に入れた地球人たちと、マクロスの砲撃により地球圏にやってきた、文化を知らない巨人種族・ゼントラーディとの戦いを描いたSFロボットアニメ。アイドルの“歌”と、三角関係の恋愛模様をストーリーの主軸に盛り込み好評を博したほか、河森正治がデザインした主役ロボット・バルキリーの変形機構も話題を呼び、84年には劇場版「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」が公開されている。シリーズは現在も継続展開中で、16年にはテレビシリーズ最新作「マクロスΔ(デルタ)」が放送された。
 なお、トークパートには「愛・おぼえていますか」の監督も務めた河森、プロデューサーの岩田弘、音響監督の本田保則、音楽ディレクターの永田守弘といった制作当時のメインスタッフと、フライングドッグの佐々木史朗氏も登壇し、当時の思い出を明かす。また、作中アイドルのリン・ミンメイを演じた飯島真理が、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団との共演で楽曲を披露するほか、ギタリストとして、作中の戦闘シーンで印象的な「ドッグ・ファイター」をはじめとした楽曲を演奏した、オリジナル奏者の直居隆雄も参加する。
 「超時空管弦楽 remember ヘルシー・ウィングス・オーケストラ」は、9月17日午後5時から東京国際フォーラムで開催予定。チケット価格は9500円(税込み)で、6月13日午後6時からシリーズ公式ファンクラブ「でる魂+(プラス)」、7月4日午後6時からシリーズ公式ポータルサイト「macross.jp」で、先行抽選の受け付けがスタートする。

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