【小南泰葉】『小南泰葉 デビューワ
ンマンツアー「嘘憑キスト」 FINAL』
2012年6月17日 at 代官山UNIT

撮影:田中聖太郎/取材:高橋美穂

メジャーデビューミニアルバム『嘘憑キズム』のリリースツアーファイナル。まずは、ピエロがパフォーマンス。それからバンドメンバーが現れ、最後に小南がピエロに手を引かれて登場。この幕開けから、ワンマンならではの醍醐味を感じた。しかし、雰囲気だけが重視されているわけではない。歌や演奏のクオリティーも、狂う瞬間が見えるほどのエモーションも、CDに違わず的確に、さらに迫力を増して響いてきた。MCでも“戦争や人殺しはなくならないと思っている”や“私の幸せは誰かの犠牲の上で成り立っている”と、目を逸らしたくなる現実を突き付けていく。そんな中で、本編ラストに母への思いを語ってから歌われた「やさしい嘘」が染みた。過激なだけではない、正直すぎる人間を生きやすくするべく努める彼女の真価を見た夜だった。

セットリスト

  1. 藁人形売りの少女
  2. 極刑
  3. 世界同時多発ラブ仮病捏造バラード不法投棄
  4. ルポルタージュ精神病棟
  5. 脳内フラクション
  6. 拘束ロード
  7. Trash
  8. 絶望に棲むキダルト達へ
  9. 糞曲
  10. 12月12日
  11. 09電車
  12. Soupy World
  13. 勧毒懲悪
  14. 嘘憑きとサルヴァドール
  15. やさしい嘘
  16. カラスの兎
  17. おとなのうた
小南泰葉 プロフィール

コミナミヤスハ:兵庫県出身のシンガーソングライター。2008年頃から大阪を中心にライヴ活動を始める、2010年6月、1stミニアルバム『UNHAPPY BIRTHDAY』を限定生産1000枚でリリース。同年8月にライヴショーケースフェス『MINAMI WHEEL』に出演。デビュー前にもかかわらず客席が満員となり、入場規制がかかる。2011年、シングル「藁人形売りの少女」「Soupy World」を発売。同年7月開催の『FUJIROCK FESTIVAL』に出演し、活動拠点を東京に移す。ダーティで退廃的な世界観を綴る詞と中性的な歌声、ギターロックからストリングサウンドまで幅広く用いた楽曲で反響を呼び、2012年もっとも活躍が期待できる新人アーティストを選出発表する『Japan Sound of 2012』に選ばれる。2012年5月にミニアルバム『嘘憑キズム』でメジャーデビュー。同年9月に発表した1stシングル「Trash」の表題曲とカップリングの「希望」が映画『アシュラ』の主題歌に起用された。同年12月、『COUNTDOWN JAPAN 12/13』に出演。2013年5月、初の1stフルアルバム『キメラ』をリリースした。オフィシャルHP
小南泰葉 Official Twitter

OKMusic編集部

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