【HYNA】The beginning of HYNA’s
domination2011年7月16日 at morph-
tokyo

撮影:タカハシアキラ/取材:高木智史

6月15日にシングル「TARATIKA」でデビューし、YouTubeでのPVの視聴回数が配信後わずか1カ月で40万回を超えるという、新人としては脅威の記録を打ち出したHYNAが初のワンマンライヴを行なった。過激な衣装をまとい、挑発的で力強いヴォーカルと、ダンサーをともない扇情的なダンスを繰り出しながら、1曲目から「TARATIKA」をパフォーマンス。満員の観衆で埋まった会場が視覚と聴覚を刺激され、一瞬にして歓声沸く興奮の渦と化す。さらにハードでアッパーな「Burnin’ Up」、艶かしくも攻撃的な「JUST A GIRL」を立て続けに披露。キーボードを弾きながら感情を露に歌った「キヅイテ」では聴く者を惹き付ける歌唱力ととてつもない声量を聴かせ、ストリートでライヴを行なっていたこれまでの彼女のキャリアを物語るシンガーソングライターとしての一面を見せ付ける。ステージ上では圧倒的で孤高な姿を見せる彼女だが、MCになると屈託のない笑顔を浮かべ、ファンと話し、普通の女の子としての顔も見せる。終わってしまった切ない恋心を切々と歌ったバラードの「打ち上げ花火」や、ライヴ前日にできたという新曲の「CRAZY」、ラストはとにかくアゲアゲなパーティーチューン「it’s a party」で会場を最高潮の熱気で覆い、初のワンマンライヴを締め括った。最後のMCで“もっともっと成長して、これからHYNAの道を作っていきたい”と語った彼女。エンターテイナーとしても、シンガーとしても、その実力を見せ付けたHYNAの名が世に知れ渡る日もそう遠くはないだろう。
HYNA プロフィール

ヘイナ:4歳からクラシックピアノを始め、歌手になることを夢見て、9歳の頃から作詞作曲活動を始める。高校3年生の夏、『avex a-motion』の楽曲オーディションで自作曲が4000曲の中から選ばれ、高校卒業後に上京。オリジナリティーの追求に一切の妥協を許さず、自らの音楽スタイルを貫く。ダンス系ミュージックから珠玉のバラードまで歌いこなす本物の実力派歌姫。オフィシャルHP

OKMusic編集部

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