【THE STARBEMS】『THE STARBEMS 1s
t album release tour "SAD MARATHO
N 2013"』2013年7月23日 at 渋谷CLU
B QUATTRO

撮影:橋本 塁/取材:榑林史章

 元BEAT CRUSADERSの日高央(Vo)を中心に、元毛皮のマリーズの越川和麿(Gu)などが参加し結成された6ピースバンド、THE STARBEMSのレコ発ツアー『THE STARBEMS 1st album release tour “SAD MARATHON 2013″』が、7月23日に渋谷CLUB QUATTROでファイナルを迎えた。この日はASPARAGUSとSPREADの2組がゲスト出演。ASPARAGUSは、ハードなサウンドとメロディックな歌声で会場はモッシュ。SPERADは爽快なパンクサウンドで観客が一緒に歌を口ずさみ、途中“10代の頃の俺にとってSPREADは希望でした”と、越川がゲストで参加した2曲もあったり、大いに盛り上がった。そして満を持してTHE STARBEMSが登場。“シブヤ! ありがとうシブヤ! 会いたかったぜシブヤ!”軽快でアッパーなリズムが繰り出されると日高がジャンプ。トリプルギターによる迫力あるサウンドが会場に響き渡った。「ARE U SURE?」では観客がかけ声を叫び、「HUMAN RIGHTS」では日高の“回れシブヤ”の声に、フロアでは一斉にサークルモッシュが始まる。観客の“パンパンパパパン”という手拍子に合わせて盛り上がる「MAXIMUM ROCK’N’ROLL」。菊地篤(Gu)のヴォーカルパートもスパイスになった「FUCKIN’IN THE AIR」など。とにかく、速くて熱くて楽しい曲が、立て続けに繰り出される。アルバムにも参加したWAGDUG FUTURISTIC UNITYのKYONO(Vox)やRADIOTSのYOSHIYA(Vo)も参加し、トリプルヴォーカルによってステージがギュウギュウになる場面も(笑)。予定をオーバーして、持ち曲ほぼ全部を披露してくれた彼ら。“45歳のジジイでもできたんだから、みんなならもっとできるはず”と日高。歌って飛んで駆け回る40代メンバーを目の当たりにして、観客のモッシュはより激しさを増した。

セットリスト

  1. THE CRACKIN'
  2. ARE U SURE?
  3. HUMAN RIGHTS
  4. MAXIMUM ROCK'N'ROLL
  5. HIGH RISK
  6. NO REACTION
  7. WISE BLOOD
  8. NEW ROSE
  9. FUCKIN' IN THE AIR
  10. DREADRONE
  11. FORGIVENESS
  12. DESTINY
  13. <ENCORE>
  14. INSIDE OUT
  15. GOOD-BYE LOVE
  16. <ENCORE2>
  17. Talkin' 'bout Lifetime
THE STARBEMS プロフィール

ザ・スターベムズ:2012年12月、日高 央を中心に結成。10年9月のBEAT CRUSADERS散開後、数々のプロジェクトと平行してソロ活動を始動した日高が、同年12月の年越しイベントから、現在も続くSPC(LIVE P.A. チーム)提唱の『東北ライブハウス大作戦』に協力しながら構想を練り、日本各地でライヴ活動を通しての精力的な支援とともに、数々のミュージシャンとセッションを重ねながらサウンドを構築。14年8月、寺尾順平(Ba)が『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014』のライヴをもって脱退したが、サポートメンバーを入れて止まることなく活動を続けている。THE STARBEMS オフィシャルHP

OKMusic編集部

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