メジャー復帰作となる新曲「虹色の花」は、頑張っている人に届けたいという光岡昌美からの応援歌。シンプルながらも熱を帯びたひと言ひと言が溶け込むように心に入ってくる。
取材:ジャガー

新曲「虹色の花」はピアノがメインで、新鮮に感じました。

浅田祐介(U-SKE)さんに“ピアノとギター、どっちがいい?”って言われて、ピアノの音のほうが私は好きなので今回ピアノ推しの曲になりました。どっちかって言うと今までは音数が多かったり、アコギで聴かせるものばかりだったので、シンプルでピアノの音が際立つものってないなって。

前作のウェディングソング「はじまりの日」はアコギがメインでしたね。

曲の雰囲気やテンポ感は似てるかもしれませんが、全然音が違うんで、また違った素敵な曲になったなって思います。

“可能性は誰にだって同じようにある”と本作では歌っていますが、何かきっかけがあったのですか?

周りの人からも言われるんですけど(笑)、この歌詞を書こうと思った時は柔らかい感じの歌詞を書きたくて。で、実は歌詞を書いたのは結構前で…2年ぐらい前? その時はまだ尖った感じのものが多かったから、対比を付けたかったんです。ちょうどライヴ用に曲順を考えてみると、明るい曲が少ないぞと(笑)。で、後半に盛り上げられる曲をやったんですけど、3曲ぐらいしかなくて…なので、もっと盛り上がれる曲が欲しいなって。

歌詞を書く際、具体的なイメージはありました?

“花”っていう言葉は絶対入れたくて。そうやって考えていくうちにタイトルの“虹色の花”というワードが先に浮かんで、タイトルが決まったらバババッと書けるタイプなのでそこからは早かったですね。内容としては、夢に対する素直な想いを歌っています。言葉をちゃんと届けたいって想いが強いので、言葉選びから歌い方、MVもシンプルさを大切にしています。

MVも拝見させていただきましたが、表情にポイントを絞った作品になっていますよね。

そうですね。廃墟や教会といったバックのイメージありきの曲とは違い、今回はナチュラルな感じを出したかったんです。緻密に作り込んだ作品ももちろん好きなんですけど、映像で世界観を作るというよりは、言葉でストレートに伝わってほしいって気持ちが今は強いので、MVも自然とそういうテイストに向かっていきました。ただ、歌うのがすごい難しいんですよ! この曲ってしゃくってる部分が多いし、今までに歌ってこなかったメロディーラインだったりするので、技術面での挑戦がかなりあったんです。わりと自分で譜割りを決めて歌ってたんですけど、今回はリスナーに一番届きやすい譜割りを浅田さんに考えてもらったので、自分がイメージしていたものとは違ったりもして…レコーディング時に体に入れるのが大変でしたね。

低音をしっかり響かせる歌い方というのも珍しいですしね。

A、Bメロを淡々と歌うことで、サビでの印象を強めたくて。

《生まれた時に誰もが素敵な 夢を咲かせる種を手にしている》という歌詞は、最初と最後で聴こえ方が違いますね。最後の一文では、より前へ向かっていく強さが伝わってきました。

これはどうしても入れたくて。もともとなかったんですけど、作っていくうちに頭と最後にこの2行があったほうがメッセージが伝わりやすくなるんじゃないかと急遽付け足しました。

今後は「虹色の花」を光岡さんがピアノで弾き語ってみるのもいいんじゃないですか?

そうですよね。私、16年ぐらい習ってたんですけど…先生がスパルタで先生への恐怖からピアノが嫌いになっちゃったんですよ(笑)。で、しばらく触ってなかったら音感もどこから弾けばいいのかも分かんなくなっちゃって…いつかはやってみたいなぁ。
「虹色の花」
    • 「虹色の花」
    • 2013.03.13
光岡昌美 プロフィール

ミツオカマサミ:2007年にシングル「Hana」でデビュー。透き通った優しい歌声と同世代が抱える心の葛藤をリアルに描いた歌詞が反響を呼んだ。アーティストとしての可能性を見出すべく、光岡名義での活動を一時休止したものの、11年にアルバム『PAST TRUNK』で活動を再開させた。 オフィシャルHP

Mizca プロフィール

1986年08月14日生まれ、愛知県豊田市出身。ポップ、そしてキュートな楽曲の世界観を体現する女性シンガー、Mizca。プロデューサーに天才クリエイターpal@popを迎え、エレクトロ・シーンに突如現れたニュー・アイコンである。

09年10月、<レコ直>限定のデジタル・シングル「Robotics」でその中毒性の高いサウンドを発表。10年1月に、<日本クラウン>より1stシングル「キラキラ☆」でCDデビュー。また、デコレーション専門誌『Deco&Deco』から“デコクイーン”の称号を授かり、デコ・シンガーとしても話題に。マイク/マイク・スタンド/イヤーモニターと自らデコを施すなど、タレント性の評価も高い注目のシンガー。オフィシャルHP
公式サイト(レーベル)

OKMusic編集部

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