L→R 堕門(Dr)、來堵(Gu)、暁(Vo)、奈緒(Gu)、祥平(Ba)

L→R 堕門(Dr)、來堵(Gu)、暁(Vo)、奈緒(Gu)、祥平(Ba)

【アルルカン】活動2年目最初のシン
グル、テーマは“希望”

結成以来、次々にライヴのチケットを即完させているアルルカン。1月に恵比寿LIQUIDROOMで行なわれたワンマンは1分で完売。それにより、4月には追加公演も決まった。8月には渋谷公会堂でワンマンを行なうとあって、何かと注目の集まる彼ら。この度、新作をリリースするというので話を訊いてきた。
取材:水谷エリ

今回のシングルを作るにあたってテーマに置いたことは?

奈緒
希望です。今までは暗い印象のテーマが多かったんですけど、活動2年目最初のシングルとなるだけに、いつもとアプローチを変えてみようかなと思って、希望をテーマにしました。

「ジレンマ」は、激しいながらもサビの明るさが特徴的な一曲となりましたね。今までアルルカンが提示してきた世界観とは異なるだけに、いい意味で裏切りを見せてくれたと思います。

奈緒
昨年出した1stフルアルバム『ニア・イコール』の1曲目になる予定だったんですけど、シングルとして出したほうが映えると思い、温めていた曲なんです。そこから、希望というテーマを当てはめてアレンジをし直していきました。
堕門
自分の手癖を入れつつ、曲の雰囲気を壊さないよう意識しながら演奏していったので、難しいと思うことはありませんでしたね。
祥平
それまでは、歌うベースラインを心がけてきたんですけど、この曲は歌メロがきれいだったので、それを引き立たせたいなと思い、あえてルートに忠実に弾いてみました。バンドサウンド的にうまくハマったので、良いアプローチの仕方ができたんじゃないかと思います。
來堵
曲調がドラマチックにいろいろと展開していく中でも、ギターは荒々しくしっかりとしていて。そして、サビでのコードのきれいさもある曲だなと思いました。

ツインギターは、“ザ・ギター!”というアプローチの仕方をされていますね。

奈緒
結果的に今回は原点に近い音になったんですけど、レコーディングしてみて、まだまだいけるかなって思いましたね。もっとやりたいことが増えたので、そこは次の作品に活かしたいなと。

歌詞に関しても、希望をテーマに?

希望がないと人って生きていけないと思うんです。自分自身、後ろ向きなところは変わらない。でも、“これまで”にも何か希望がなければバンドもできていなかったと思うし。それは“これから”を見つめる時に思ったことでもあって。そうやってテーマとリンクするところがあったので、自分の希望というものを歌詞に書いていきました。毎回そうなんですけど、作品を通して自分が考えたり思ったりすることを歌詞にするので、前のシングルよりも、僕は“自分の中の考え”でいくと先へ進めているので、今回もそういう気持ちで書けましたね。このシングルでやらなきゃいけないことはできたんじゃないかと思います。

2曲目「imp」は、ライヴでのノリが非常に良さそうな一曲で。実際にライヴでやる時には、お客さんにどのように盛り上がってもらいたいですか?

來堵
もう、めちゃくちゃになってもらえばいいんじゃないですかね。こっちもそうなると思うんで(笑)。
奈緒
ヴォーカルの一声で楽器隊の士気が上がってくるので、あとは暁次第ですね。
一番イキ切れる自信はあるので、濃い空間を作りたいと思います。

3曲目「白い鬱」は90年代のビジュアル系シーンを彷彿させますね。アルルカンは、90年代に一代ムーブメントを起こした“名古屋系”と呼ばれる黒夢、ROUAGE、Laputaに影響を受けているだけに、こういった楽曲を表現するのはとても上手で。

奈緒
ありがとうございます。『ニア・イコール』の制作を終えた際、“これから活動2年目に入るのだから、いつまでも同じことを繰り返しているのはダメだ! 新しい僕たちを見せ付けないといけない!”と思ったんです。そうしたら、神経を使って考えすぎたせいか、曲を書きたくないって思うようになってしまって…。そんな苦悩の中でできたのが、この「白い鬱」なんです。
救われない心情というのが、曲を聴いて伝わってきましたね。
祥平
逆にこういった曲では、僕と堕門さんは、動かざること山の如しというぐらい演奏に徹してしまうので、ライヴではステージ全体を観てほしいですね。

4月26日にはTSUTAYA O-EASTでのワンマンライヴ『胡蝶之夢』が控えていますが。

奈緒
今までがむしゃらにバンドをやってきたんですけど、活動2年目に入るということで、もっとバンドの色というか、バンドを通して、全体として見せられるライヴをやりたいなと思います。
僕らにとっては、結成から今までの2年がすごく濃い時間だったんです。だからこそ、これからもただのうのうとバンドをしていく気はないし、渋谷公会堂を発表したことでより具体的な目標に変わりました。正直、今は“挑戦させてもらってる”ので、必要なものを貪欲に吸収して成長した自分たちをその目で観て、感じて、確かめてもらえればと思います。

そして、8月9日には渋谷公会堂にて、“アンチヒーロー”と題したワンマンライヴを。結成して短期間にもかかわらず、単独で渋谷公会堂に立てるというのは、近年のビジュアルシーンでは最速となるだけに、注目が集まっていますよ。

渋谷公会堂には、去年のカウントダウンイベントで立つ機会があったんですが、すごく気持ち良かったですね。あの場所でワンマンライヴができるなんて結成した頃はもちろん想像もできなかったです。だけど、2年目、なんとなくウロウロするよりかは思い切り手を伸ばしてやってみようと。今までやってきたもの、2年目で培ってきたものと合わせて、その時できることを全力でやってみたいですね。
「ジレンマ」2015年02月25日発売GOEMON RECORDS
    • 【TYPE:A(DVD付)】
    • GMCD-012A 1944円
    • 【TYPE:B】
    • GMCD-012B  1620円
アルルカン プロフィール

アルルカン:2013年結成。90年代に一代ムーブメントを巻き起こしたビジュアルシーンにおいて、黒夢を筆頭にROUAGEやLaputaなどの名が挙がる“名古屋系”に強く影響を受けた次世代バンド。激しさと切なさの融合をテーマに、“次世代名古屋系”をバンドコンセプトとしている。アルルカン オフィシャルHP

OKMusic編集部

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