キスマイ藤ヶ谷出演のドラマ『櫻子さ
ん』第4話、盛り上がりに欠ける展開
の中で光る藤ヶ谷の「心の声」

 太田紫織氏による同名のミステリー小説を原作とした同ドラマは、「三度の飯より骨が好き」という標本士の九条櫻子(観月ありさ)がその専門知識を駆使して事件を解決していくストーリー。藤ヶ谷は、変人である櫻子に振り回される形で事件にかかわっていく博物館の技術補佐員・館脇正太郎を演じている。

 今回は、正太郎が勤める博物館のオーナー・東藤(佐々木勝彦)が登場。櫻子(観月)や正太郎は東藤の誕生会に招待され、前日から屋敷に泊まり込むが、翌朝自室で亡くなっている東藤が発見される――という展開だった。

 残念ながら、櫻子の「謎解き」は医学知識を披露しただけで終わってしまい、「骨が好き」という設定はまったく活かされなかった。櫻子のキャラクター自体も「やたらと説教くさい熱血漢」で固定化されてしまったようで、幼なじみである薔子(富田靖子)との会話もいまひとつかみ合わない。視聴者からは、「もう少し浮世離れした感じやミステリアスさを感じさせる櫻子さんを期待したい」との声が上がっている。

 一方、藤ヶ谷演じる正太郎の心の声は、今回もドラマの中でのツッコミ役として存在感を発揮。博物館にやってきた薔子が櫻子を見付けて「さぁちゃーん」と呼びかけると、すかさず「えっ、さぁちゃん?」と心の中でツッコむ。自分の遺骨を標本として博物館に展示してほしいという東藤の望みを聞いた時には、欽ちゃんのモノマネで「なんでそうなるの!」と渾身のツッコミを入れた。誰の耳にも届いていないのが悲しくも笑える。

ジャニーズ研究会

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