まもなく来日のARW(アンダーソン・ラ
ビン・ウェイクマン)が、バンド名を
YES featuring ARWにチェンジ!

4/17からいよいよ待望の来日公演をスタートさせるAnderson Rabin Wakeman(ARW)が、日本時間の4/10深夜に突然の声明を発表、バンド名を正式に、YES featuring Jon Anderson , Trevor Rabin , Rick Wakeman(YES featuring ARW)に変更して活動する事となった。オフィシャル・ホームページでの発表では、この名前は、今年夏から開始の北米ツアーから使用されるとの事だ。しかし、ARWのホームページ、SNSのアカウントはYES featuring ARWに変更されており、既にバンド名は、変更されたも同然である。但し、あくまでも新名称は北米ツアーからなので、今回の日本ツアーのグッズは、ARW仕様である(UDO音楽事務所のサイトにグッズ情報あり)。
このバンド名変更の理由について、ジョン・アンダーソンはオフィシャル・ステートメントで「とてもシンプルな事だ。ファンがそれを望んでいる。我々も望んでいる。そして、我々にはその権利がある。我々のDNAこそがYESミュージックなんだ!」語っている。
ARW改めYES featuring ARWはYESのクラシック・ナンバーをプレイする為に生まれたプロジェクトだったが、現在のプランでは、年内に新作のレコーディングを行い、2018年の早い段階でアルバムをリリースする。また、先のヨーロッパ・ツアーを収録したライヴDVDの制作も進められている。
ファンの立場で気になるのは、このYES featuring ARWへの変更を、本家YES、特にスティーヴ・ハウやアラン・ホワイトがどの様に捉えているのか?という事だろう。つい先日、4/7にロックの殿堂の式典で、現YESのハウ、ホワイトと、ARWの3人が同時にステージに上がり、RUSHのゲディ・リーをベースに迎えて”Roundabout“、”Owner of Lonely Heart“を演奏し、世界中のファンを狂喜・感動させたばかりだ。今回のバンド名変更は、どう考えても、ロックの殿堂の終了とタイミングを合わせて発表されたものだろう。ハウやホワイトはこのバンド名変更を知らされていたのか?了承したのか?現時点では何もコメントは発表されていない。
今回の名義変更の正当性について、メディア向けのステートメントは、「ジョン・アンダーソンはバンドの創設者の一人としてYESの名前を利用する権利を保持しており、プロモーターその他の関係者の支持により実現した。混乱を最小限にとどめる為、YES featuring ARWと名乗る事とした。」と伝えている。
ARW / An Evening of YES Music and more JAPAN TOUR2017/4/17(月)、18(火)、19(水) 東京・Bunkamuraオーチャードホール
2017/4/21(金) 尼崎・あましんアルカイックホール
2017/4/22(土)広島・クラブクアトロ
2017/4/24(月) 名古屋・日本特殊陶業市民会館ビレッジホール
チケットその他詳細情報:UDOオフィシャルサイト
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