梶裕貴、「進撃の巨人」第2
期に「久しぶりに帰ってきたと強烈に
実感できた」

 「進撃の巨人」は、突如として現れ、圧倒的な力で人類を壁の中へと追い込んだ巨人たちと、それに対抗するエレン・イェーガーら調査兵団の壮絶な戦いを描くバトルアクション作品。テレビアニメ第1期(Season1)が2013年に放送され、14年と15年には、第1期を再編集した劇場版2部作が公開されている。

 第1期(Season1)の放送から約4年が経過し、改めて役を演じる上で石川は「Season1から続く物語なので、極力変わらないように、当時の気持ちを思い出すよう心がけました」と語った。梶は「スピンオフギャグ作品の『進撃!巨人中学校』などを挟んでいたので、シリアスな本編に戻ることに不安な気持ちもありました。でも、いざ収録が始まると意識することなく、当時の雰囲気に戻ることができました。キャスト陣がこれまでにつむいできた絆の深さもあり、より集中して緊迫した中でお芝居ができる楽しい現場です」と収録風景を明かした。

 放送を間近に控える第2期の第1話から、一部映像も先行公開された。キャスト陣はそのストーリー展開に、口を揃えて「衝撃的」と漏らし、誰もが巨人の恐ろしさを改めて思い知らされる内容に仕上がっていることを明かした。中でも梶は「Season1でもすごかった映像がさらにパワーアップしている。収録時にはすでに完成した映像が用意されていて、プレッシャーを感じると同時に、期待感も一層高まった」と自信をのぞかせていた。また、テレビアニメ版公式サイトで公開された第2弾プロモーションビデオに姿を見せていた獣の巨人は、人語を解し高い知能を誇る強大な敵であり、スタッフ陣も、原作で描かれた特異なキャラクター像を余すことなく表現できるよう、心血を注いているのだという。

 ちなみに、同作の収録はすでに終盤に差しかかっており、梶は「一度のアフレコで喉を潰してしまったのはSeason1ぶり。久しぶりに『進撃の巨人』に帰ってきたことを、強烈に実感できた」と舞台裏のエピソードを明かした。

 最後は、井上が「絶対にみなさんの期待に応えられる作品に仕上がっています。キャストとスタッフともども心臓を捧げて頑張ります!」と意気込みながら「心臓を捧げよ!」と号令をかけると、登壇者全員が作中の敬礼ポーズでこれに応じ、イベントの幕を飾った。

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