ワンマンLIVE 「ベボガガ!〜エピソ
ード2〜」開催!最高の2017年をスタ
ートさせた「これからのベボガ!」の
姿とは?【ライブレポート】

ベボガガ!〜エピソード2〜 ライブレポート

一年越し2度目のワンマン


ベボガ!は昨年の1月11日にも川崎クラブチッタでワンマンライブを行い、約800人を動員。今回は、一年越し2度目の挑戦となった。先に結果を記すなら、客席は後ろまでぎっしりだったように前回以上の動員を記録した。

メンバーも口々に、昨年ベボガ!が活動休止状態へ陥り、そこで夢が終える不安と戦っていたことや、二度目の川崎クラブチッタでのワンマンライブを本当に成功させられるのか、ステージの幕が開くまで心配を抱えていたことを舞台上で語っていた。

49日間の活動休止はもちろん、メンバーのみで自主活動をしていた時期を乗り越え、昨年夏から現プロダクションのピクシブプロダクションへ所属。ベボガ!はふたたび活動のペースを軌道に乗せてきた。

所属後にリリースしたシングル『かちとばせ!栄光のレインボー』がオリコンシングルチャートでデイリー2位、ウィークリーチャートでも15位を獲得したように、ベボガ!は輝き放つ未来への道を着実に作りながら、しっかり前を向いて歩き続けてきた。それでもメンバーたちの中には、一度躓いたことで流れを逸してしまったでは?!という不安がずっと心の中に宿っていたようだ。

でも、この日のライブの成果を通し、その不安はきっと一掃されたと思いたい。メンバーの誰もが、「今以上にもっと大きな景色を観たい」と口にしていた。それは、彼女たちが不鮮明な夢ではなく、くっきりと鮮明に見える夢を描きだせた証拠。いや、具体的な夢はまだ不鮮明かも知れない。でも、未来へ進むうえでの前向きな勇気と自信をつかんだのは事実。それが、何よりも嬉しいじゃない。

ライブ前半に「これまでのベボガ!」の姿


この日のライブは、「これまで」と「これから」を示唆する形で構成されていた。冒頭を飾った『勝利の女神』から、場内にはファンたちの絶叫こだまする熱気が生まれていた。

前半には、「これまでのベボガ!」の姿を投影。序盤で、ベボガ!の始まりを告げた『CHANCE』を披露。未来をつかもうと力強く真っ直ぐに歌い踊る彼女たちの姿の、なんて凛々しかったことか。

「今日はワンマンライブで優勝しましょう!!」、水沢心愛が声を上げれば、鹿目凛が「生きていて良かったと学生時代の自分に言ってやりたい」と発言するなど、メンバーらも目の前に広がる景色に嬉しい興奮を覚えていた。

『手の鳴る方へ』を合図に、ここからは、ここまで彼女たちを支え続けてきた楽曲たちをノンストップで披露。『ふいうちのLovely Kiss』や『ヒーローインタビュー』など、気持ちを熱く昂らせる歌を次々と投げつけ、ベボガ!は場内を熱狂と興奮の止まないスタジアムに変えていった。

中盤には影像を投影。メンバーのトークを通した、ベボガ!の2016年から2017年にかけての想いを映していた。

ライブ後半は「これからのベボガ!」の姿


後半には、「これからのベボガ!」の姿を見せてきた。投球フォームからスタートした『かちとばせ!栄光のレインボー』を通しキラキラと輝く姿を描き場内へふたたび熱気を巻き起こせば、虹のコンキスタドールのカバー曲『トライアングル・ドリーマー』では胸をキュンキュン疼かせる華やかなステージングも披露。

この日が初披露、歌謡ムードを匂わせた『純情 NAMIDA カタルシス』に触れながら、込み上がる熱い気持ちを心に、そして、身体へと覚えずにはいられなかった。さらに興奮を畳みかけるように、2月7日に発売するシングルの表題曲『ドラマよりもドラマチック』を投入。なんて華やかでカラフルな歌の魔球だったことか。この会場には、ドラマじゃ味わえない魂が震えるドラマチックな興奮と高揚した空気が間違いなく渦巻いていた。

終盤を飾った『同じ夢を見て』、とても気持ちの奥底にパワーを注ぎ込んでゆく歌だ。最後に『この恋、弾丸ライナー』をぶつけた頃には、場内に巨大なサークルを作り上げケチャを行う風景や、会場中の人たちがもみくちゃになりながら騒ぎ続ける歓喜の様が描き出されていた。

この日のタイトルにも想いを重ねるアンコール


アンコールでは、この日のタイトルにも想いを重ねるように『エピソード2U』を披露。込み上がる感情のままに歌う6人が、とても眩しくも感動抱く姿として瞼に焼きついていた。


「今日、一番に伝えたかった想いは、「ベボガ!のことを応援してくれるみんなのことが大好きです」ということ。これからも一緒に歩んでいきましょう」(葉月梨花)

「ベボガ!がこの6人で、ふたたびこのステージに戻ってこれたことが一番嬉しかったです。もっと、大きな景色を一緒に観たいです」(樋口彩)

「この一年間いろんなことがあったけど、この6人でまた川崎クラブチッタのステージに立てたことが嬉しくって。思い出に残る楽しいワンマンになりました」(水沢心愛)

「この6人で、またこの(川崎クラブチッタの)ステージに戻ってこれて嬉しいです。これ以上の景色を、このメンバーやファンのみんなと観たいです。一緒に観ましょう!!」(三浜ありさ)

「一秒でも長くこの景色を観ていたいです。こんなパンパンになった景色を観れるなんて…もっともっと大きなステージでもっともっと綺麗な景色を観たいと思いました」(水戸しのぶ)

「個人的には、最高の成人式になりました。まだまだベボガ!は終わらんので…」(鹿目凛)

2017年、最高のスタートを切ったベボガ!。2月7日には2ndシングル『ドラマよりもドラマチック』を発売。

この楽曲は、フジテレビ「TOKYO IDOL PROJECTレギュラー番組「アイドリアル」1月期エンディングテーマとして流れることも発表。この日のライブの模様を収録した『1stワンマンライブ「ベボガガ!~エピソード2~」』の発売も決まれば、年内には1stフルアルバムのリリースまで告知になった。今年もベボガ!はいろんな旋風を巻き起こしてくれそうだ。



同日夜に開催された虹のコンキスタドールのライブレポートも是非チェックしてください。
虹のコンキスタドール、「どうしても言いたいことがあるんだよ 〜虹コンから大切なお知らせがあります〜」【ライブレポート】

セットリスト
SE
勝利の女神
CHANCE!
(MC)

【メドレー 】
手の鳴る方へ
リアルな獣たちを呼び覚ませ
ふいうちのLovely kiss
ヒーローインタビュー
泥だらけチャレンジャー
ココロ×クロスゲーム
---
(衣装チェンジ)
かちとばせ!栄光のレインボー
トライアングル・ドリーマー
純情NAMIDAカタルシス
ドラマよりもドラマティック
(MC)
同じ夢を見て
この恋、弾丸ライナー

【アンコール】
エピソード2U

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