「フリップフラッパーズ」は
考えるよりも“感じる”作品?日笠陽
子が「心の扉を開いて見て」

 同作は、活発な性格の不思議な少女パピカと、祖母と2人暮らしをしている中学2年生のココナが主人公。異空間「ピュアイリュージョン」の扉を開くカギを手にした2人は、願いをかなえてくれるという謎の結晶体「ミミの欠片」探しを開始。冒険のさなか、危機に陥った2人はミミの欠片の力によって変身能力を手に入れる。

M・A・O 先行上映されたエピソードについて、M・A・Oは「1話の雪景色から始まり、2話でカワイイと思ったら、3話はとても暑い」と語り、各話のカラーの違いに驚いたという。日笠は「キービジュアルがメルヘンチックなので、物語もポップな感じかと思いきや、意外とダークな部分も多い」と作品に潜む怖さを明かし、高橋らも第3話に登場する異形の少女ウェルウィチア(CV:豊崎愛生)が怖かったと口をそろえた。

 収録に話題がおよぶと、高橋が監督の押山清高から「(キャストの性格とキャラクターの性格が違うため)パピカとココナは普段は(配役が)逆」と指摘されたことを明かした。収録時は、押山監督が先の展開を教えてくれないため、キャスト同士が「ピュアイリュージョンってなんだろう?」と、作品について話し合うことも多いのだという。

 第4話以降の見どころについて、高橋が「ココナとパピカが少しずつ心を開いていく感じや、どんどん世界になじんでいって自分から何かをしようとし始めるところ」をあげると、M・A・Oもココナとパピカの関係性の変化をプッシュ。大橋は自身が演じるヤヤカが、ココナやパピカとどのように関係していくのかに注目してほしいとアピールした。

 最後は日笠が「『フリップフラッパーズ』は考えてはいけない作品で、『Don't think, Feel!』(考えるな、感じろ)という言葉がピッタリ。その世界観、色合い、表現は、理論ではなく心にくるものがあります。心の扉を開いて見ていただければ、また別の世界が見えてくるのかなと思います」とまとめた。

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