滝沢秀明の『せいせいするほど、愛し
てる』、エアギターなしの最終回に視
聴者から「さびしい」

 滝沢が民放ドラマに出演するのは約7年ぶり、かつ久々の恋愛ドラマということで、放送前から注目を集めていた。同名の少女マンガが原作とあって、放送前は“王道恋愛ドラマ”を期待していた視聴者も多かったが、始まってみれば「不倫」「三角関係」といったドロドロした人間関係が描かれる、“昼ドラ”のような展開であった。

 最終回では、栗原未亜(武井咲)と三好海里(滝沢)が逃避行したコテージに、海里の妻・優香(木南晴夏)が現れたことで、2人の関係が未だに続いていたことが発覚。優香は会社を巻き込んで訴訟を起こすかと思われたが、未亜が「実家に帰る」「副社長とはもう会わない」と約束し、会社を退職。そして海里は、未亜と不倫関係にあったことを社員たちに謝罪し、事態を収拾させた。

 それから1年後、未亜は偶然通りかかった実家近くの小さなセレクトショップで、ティファニーのアンティークジュエリーを見つける。店主から「ウチで働いてみない?」と声をかけられた未亜は、早速展示会での買い付けを任され、東京へ赴くことに。そしてその展示会会場には、自分でデザインしたドレスを出品した優香と、海里の姿があった……。

 最終話まで波乱の展開、とはいかず、ストーカーと化した未亜の元彼氏・山下陽太(高橋光臣)は、突然「今までごめん」と謝罪し、優香も「私バカだった、間違ってた」と涙ながらに頭を下げ、「もう解放してあげる」と告げる。未亜と海里にとって“障害”だった2人があっけなく手を引いたことに驚きの声はあるものの、「なんだかんだみんなハッピーエンドで終わってホッとした」「うまいこと行きすぎな感じはあるけど、まあいいか(笑)」「ツッコミどころ満載ではあったけど、最後まで楽しめるドラマだった!」と、好意的な意見もあるようだ。

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