FC会報での宣言に、中居＆木村の“2
TOP”の絡み！　SMAP、”元サヤ”へ
一歩前進

　世間を騒がせた解散騒動から早5カ月。グループは存続したものの、一部メディアではジャニーズ事務所退社をめぐる話し合いでメンバー間に“不協和音”が生まれたと伝えられている。これまで、「BISTRO SMAP」の収録はファンクラブ会員を対象に番組協力参加者を募っていたが、騒動後は実際に収録の様子を見るのではなく、ファンは収録のVTRを視聴するという方式に変更。オンエアではその笑い声や拍手がかぶせられ、お客さんを入れて収録したかのように編集されているのだ。

　放送内容にも変化が生じており、例えば4月25日放送回は5人ではなく稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が司会を務めた「境界線クイズ復活SP」として放送され、5月23日の『SMAP×SMAPプレゼンツ　「やっぱり猫が好きすぎて…」～芸能人ねこ自慢グランプリ～』も、稲垣の単独企画となっていた。さらに、ファンの間では、5人が揃う「BISTRO SMAP」内でメンバーの絡みが極端に少なくなっていることや、以前よりコーナーの放送時間が短くなっている点にも疑問を呈されていた。

　そんな中、6月6日放送の同コーナーには、メンバーとも共演経験のある俳優・西島秀俊と女優・竹内結子が登場。試食前にはプロフィールクイズが行われ、「もし生まれ変わったら…○になりたい」という穴埋め問題に答える場面で、不仲がウワサされる中居正広と木村拓哉が微笑ましいやり取りを展開した。竹内の回答を当てる際、MCの中居が「漢字1文字です」「私は……」とヒントを出すと、木村が「貝！」と即答。これは、2008年に公開された中居の主演映画『私は貝になりたい』にかけたボケとみられるが、中居は思わず「フフフ」と笑い、「貝じゃないです」「そんなになりたくなかったです」と苦笑していた。

　この日のオーダーは「餃子」で、試食後にゲストが勝利チームを決める相談をしていると、中居が独り言のように「餃子、うまいよな～。でも今日な～、デートなんですよ。もしね、（餃子）食べちゃったら、キスした時さ、“餃子臭い”って思われるから食べないけど」「今日キスできるかな？」とポツリ。これに、木村が吹き出してしまい、「それ言っていいの若手だけだぜ！」とツッコミを入れ、中居は照れ笑いを浮かべていたのだった。

　これらの絡みに中居＆木村の“2TOP”ファンは大喜びで、Twitter上には「やばい今日2TOP祭り」「『スマスマ』今日はどうしたの!?　2TOP満載なんだけど」「2TOPのやり取りに泣きそうになった」といった喜びの声があふれ返った。

　また、今回のコーナーのオンエアは40分ほどで、5人の姿がたっぷり見られたこともあり、「今日の『スマスマ』、去年までのいい雰囲気で楽しい。SMAP大丈夫だね」「SMAPファンの要望届いてる」という声も出るなど、「一歩前進」と感じる人が多かったようだ。

　一方で、6月上旬には昨秋からストップしていたファンクラブの会報が発行され、その中にはメンバーからの「ありがとう　応援してくれて。待っていてくれて。これからもどうかよろしく」というメッセージも記載されていた。簡単に“元通り”とは行かずとも、レギュラー番組の放送内容をはじめ、SMAPは少しずつ明るい未来へ歩み出している模様。遠くない日に、「BISTRO SMAP」の観覧復活の朗報が届いてほしいものだ。