レゲエシンガー・Metis、話題の感謝
ソング「母賛歌」を母へプレゼント

５月11日（日）、親を亡くした日本の遺児学生らが中心となり企画・運営する「あしながPウォーク10」が、全国47都道府県で開催され、全国のメイン・コースでもある日比谷コースに広島出身で被爆者３世の女性レゲエシンガー・Metis（メティス）が参加した。

開会式では、女手一つで育ててくれたガン闘病中の最愛の母へ捧げた話題のドキュメントソング「母賛歌」を、Pウォーク実行委員会の遺児学生らと共に、参加者400人を前に雨の中熱唱。

このイベントを企画した＜あしなが育英会＞は、親を亡くした遺児らが中心となって運営されている団体で、以前Metisが自身のブログで、本「世界の遺児100人の夢」を紹介したことを知った遺児が彼女の出演を依頼し今回の参加が実現した。

歌唱後、遺児学生らと共同で作成した横断幕を持ち、約10キロを歩行。「貴重な体験をさせてもらいました。これからも多くの人達にLOVE＆PEACEを伝えていきたいです。」と語った。

また、“サプライズ”としてMetisの母・和子（52）さんも参加「今日は、Metisが母賛歌を歌いましたが、参加者各々の母賛歌を感じることができました。参加できて本当に嬉しいです。今日は娘からとても素敵なプレゼントをもらって感激しております。」とのコメントが届いた。この歌は娘から最愛の母へ、最高の母の日のプレゼントとなったようだ。