「黒柳徹子のコドモノクニ~夢を描いた芸術家たち~」3月2日放送回、幼い頃に石井桃子の「小さな図書館」に通っていたという阿川佐和子 (c)BS朝日

「黒柳徹子のコドモノクニ~夢を描いた芸術家たち~」3月2日放送回、幼い頃に石井桃子の「小さな図書館」に通っていたという阿川佐和子 (c)BS朝日

作家・阿川佐和子、『クマのプーさん
』を日本に紹介した石井桃子の人生に
迫る

黒柳徹子BS初のレギュラー番組「黒柳徹子のコドモノクニ~夢を描いた芸術家たち~」、3月2日(水)放送回では、『クマのプーさん』や『ドリトル先生』を日本に紹介した児童文学者、石井桃子を特集する。
戦後日本の児童文学の礎を築いたを言われる石井だが、その人生は昭和の激動とともにあった。優れた翻訳家であると同時に作家でもあった石井は、映画にもなった大ベストセラー『ノンちゃん雲に乗る』の作者でもある。

戦時中に執筆されたこの作品は、実は徴兵された友人のために執筆されたという。戦後は、編集責任者として「岩波少年文庫」を世に送り出した。それらはスタジオジブリの宮﨑駿も愛読するなど、戦後の児童文学に大きな影響を与える存在となった。

一方、東京・荻窪にある自宅を子どもたちに開放し、「小さな図書室」をオープン。石井自らが子どもたちに本を読み聞かせ、子どもたちの情操をはぐくむとともに、反応を直接見ることで翻訳に活かす狙いもあったと言われる。読み聞かせの場にいた作家の阿川佐和子が、案内役として石井の人生をたどる。

「黒柳徹子のコドモノクニ~夢を描いた芸術家たち~」は3月2日(水)午後 10:00からBS朝日で放送される。
クマのプーさんやドリトル先生など多くの作品を日本に紹介した石井桃子

クマのプーさんやドリトル先生など多くの作品を日本に紹介した石井桃子

■石井桃子の世界を覗いてみよう

二百時間に及ぶ石井桃子へのロングインタビューと書簡をもとにした評伝と、石井の紹介した『クマのプーさん』『ドリトル先生』の映像作品から、石井の紡いだ児童文学の世界を垣間見てみよう。
「黒柳徹子のコドモノクニ~夢を描いた芸術家たち~」3月2日放送回、幼い頃に石井桃子の「小さな図書館」に通っていたという阿川佐和子 (c)BS朝日

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