ヒグチアイ×たかはしほのか(リーガルリリー)、クラブチッタ川崎が仕掛けるツーマンシリーズ第三弾は「突然何かになったわけじゃない」積み上げた確かなものをバックボーンに持つリスペクトし合う2人が登場
クラブチッタ川崎が2023年1月からスタートさせた新しいツーマン・ライブイベント『MY CITY TOWN』が高評価だ。第一回「堂島孝平✕大石昌良」は、エンタテインメント性あふれるジャパニーズポップスの系譜を繋ぐ先輩後輩として。第二回「中田裕二✕渡會将士」は、バンドからソロへと転じながら独自の審美眼でロックを深化させる同い年の同志として。そして2月27日に開催される第3回の組み合わせは、初の女性アーティストによる「ヒグチアイ✕リーガルリリー」に決まった。「悪魔の子」(TVアニメ『進撃の巨人』The Final Season Part 2 エンディングテーマ)の大ヒットで一躍注目を浴びつつ、ブレない姿勢で情念の歌を叩きつけるヒグチアイ。若くラウドな演奏と繊細な感情描写を兼ね備え、スリーピースの女性ロックバンドの王道をひた走るリーガルリリー。互いにリスペクトしあう二組が生み出す未知の興奮について、その手がかりをヒグチアイとたかはしほのか(Vo&G/リーガルリリー)の対話から読み取ってみよう。