お笑いをはじめて23年、松竹芸能にお世話になり20年が経って今、中堅といわれるようになりました。これからも面白い漫才を作っていこうと思っています。
面白い漫才というものはテンポがあります。たまに心地よい音楽にも聞こえてきたりもします。

そんな中注目したいのは「なすなかにし」という漫才師です。



彼らはとにかく上手い。世の中に翻弄されること無く漫才だけを追及して進んで欲しいと心から思わせてくれます。彼らは何かを目標にして頑張ってきたのでしょう。おかげでいい漫才をします。彼らのステージであれば僕は縁起を担ぎつつ八千円を払ってもいいと思うくらいなのですが、彼らのようなセンスのある人たちが安心して芸を追及できる環境があまりにも用意されていないことに涙が飛び散ってしまいます。

少しずつ環境を変え、皆を楽しませるお笑いというエンターテイメントに対して、どんどん価値をつけてもらえるように、今後は私を含むお笑い芸人全体で懸命に精進して舞台を勤めてまいります。皆様におかれましては熱い声援、ご指導を賜りますよう、末永く宜しくお願いを申し上げ奉ります。

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