秋元康が総合プロデュースWHITE SCO
RPION、「雑踏の孤独」リリースイベ
ントにみたファンとの幸せな関係
2024.03.10(sun ) ダイバーシティ東京 プラザ 2Fフェスティバル広場
ACO (c)OVERSE
快晴の空の下、会場にたくさん集まった観客。WHITE SCORPIONの登場を心待ちにしている明るいムードが、周囲から伝わって来た。そしてミニライブのスタート時間を迎えると、力強く鳴り響いたオープニングSE「OVERTURE」。上手袖から現われたACE、ACO、ALLY、AOI、CHOCO、COCO、HANNA、MOMO、NATSU、NAVI、NICOを歓声が包んだ。1曲目「コヨーテが鳴いている」がスタートすると、様々なフォーメーションを描く11人のパフォーマンスによって華麗に彩られたステージ。続いて披露された「非常手段」も、楽曲に込められている世界が歌声とダンスで奥行き深く表現されていた。始動して数ヶ月のグループだが、自信を着実に深めているのだろう。序盤から堂々とした姿を示してくれた。
MOMO (c)OVERSE
メンバー各々が個性豊かなキャッチフレーズを交えながら自己紹介をした最初のMCタイム。特技の韓国語で挨拶をしたNAVIが観客を沸かせたりもした後は、「眼差しSniper」が届けられた。トークを繰り広げている時は親しみやすいキャラクターを存分に発揮する彼女たちだが、楽曲のイントロが流れるや否や表情が真剣なものに切り替わる。ステージ経験を重ねる中で日増しにプロ意識を高めている姿を感じた。
HANNA (c)OVERSE
「最初に聴いていただいた「非常手段」の思い出は?」と司会進行役のACEがメンバーに問いかけたMCタイム。「MVの撮影の時にクロッフルの差し入れがあったんです。みんなで食べたんですけど、お店の名前がCOCO。とても美味しくて、MV撮影を頑張れました」(COCO)。「ワルツを踊るところがあるじゃないですか? 私のお相手はACEなんですけど、リズムが難しくて、最初の頃は小っちゃな声で2人でカウントしながら回ってました(笑)。今では声に出さなくても踊れるようになりました」(CHOCO)――2人が微笑ましいエピソードを紹介してくれた。そしてサイン入りのポスターがプレゼントされた抽選会を経て発表された今後の予定。3月12日20時に予定されている『ホワイトデー直前!SHOWROOMスペシャル配信』、イベント出演の告知の他、4月7日に5thデジタルシングル「Satisfaction graffiti」が配信リリースされる旨が発表されると、観客の間から起こった熱い歓声。「今までとは雰囲気とテンポ感が違っていて、疾走感がある楽曲になっています。お楽しみに!」というHANNAの言葉が期待を高めてくれた。
取材・文=田中大
「雑踏の孤独」
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