「君が心をくれたから」(C)フジテレビ

「君が心をくれたから」(C)フジテレビ

「君が心をくれたから」“千秋”松本
若菜の消滅、“雨” 永野芽郁の視力
喪失に号泣 「最後の希望、それすら
かなえられない展開、鬼すぎる」

 永野芽郁が主演するドラマ「君が心をくれたから」(フジテレビ系)の第10話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレあり)
 本作は、主人公・逢原雨(永野)が、愛する男性、朝野太陽(山田裕貴)のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、過酷な「奇跡」が引き起こすファンタジーラブストーリー。脚本は小説家・宇山佳佑氏によるオリジナル。
 太陽は雨に花火大会で打ち上げる花火の審査に、合格したと報告する。トップバッターが太陽の父・陽平(遠藤憲一)で、太陽の花火はその次だという。喜ぶ雨は、どんな花火にしたのかと尋ねる。
 桜まつり当日。雨は、望田司(白洲迅)に頼み、母・霞美(真飛聖)が入院している病院まで車を出してもらう。すると、霞美は雨がつえをついていることに驚く。そして雨は、触覚を失い、もうすぐ視覚も失ってしまうことを霞美に打ち明ける。
 その後、雨は司と共に、花火大会の会場へと向かう。花火大会の会場では、太陽たちが打ち上げの準備を進めていたが、次第に分厚い雲が広がり、荒天となる。太陽は強風の中、会場のテントを固定しようとするがテントや備品が倒れて下敷きとなり病院に運ばれてしまう。
 太陽は病院で目を覚ますと、雨に電話して「10年前の約束をかなえよう」と話す。豪雨で花火大会の中止が予想される中、太陽は病院で日下(斎藤工)と千秋(松本若菜)に「この雨、何とかできませんか」と頼み込む。すると千秋は太陽に自分の正体を明かしてしまう。
 放送終了後、SNS上には「ラスト、視力を失った永野芽郁さんの演技に鳥肌立った」「視力を失ったのに『(花火が)見れた』とうそをつく雨も、『見てもらえてうれしい』とうそをつく太陽も全てが優しいうそで泣いた」「こんな展開、つらすぎませんか。最後はハッピーエンドでお願いします」などの声が投稿された。
 またこのほか「お母さんが消滅する代償で与えられた最後の時間、最後の希望、それすらかなえられない展開、鬼すぎる」「第10話は今までで1番泣いた。つらすぎる」「苦しい、悲しい、悔しいが全部ごちゃまぜになって涙止まらなくなった」などの声が投稿された。

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