UMAW アーティストのストリーミング
使用料の増額を目指す法案を提出

アーティストのストリーミング使用料増額を目指す新法案「ミュージシャンのための生活賃金法案(the Living Wage for Musicians Act)」が3月6日、米国議会に提出された。
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この法案は、アーティストとミュージシャンがデジタル時代に持続可能なキャリアを築けるよう支援するために作られたものである。
「ストリーミングは音楽業界を変えました。しかしその結果、生活費を稼ぐのに苦労している無数のアーティストを置き去りにしています。私たちが愛する音楽を創り出す人々が、生き残るためだけでなく、成功するために、公正な分け前を得るのは当然のことです。」と法案を提出したRashida Tlaib下院議員は言う。
Consequence of Soundのレポートによると、Spotifyは現在、1ストリームあたり約0.003ドルから0.005ドル(日本円に換算すると約0.44 円)をアーティストに支払っているという。つまり、アーティストが「1時間あたり1000円」を稼ぐには、月間ストリームを40万回を超えなければならない計算になる。
この法案では、レコード会社やその他の団体を回避し、リスナーの資金を直接アーティストに振り向ける「アーティスト補償ロイヤリティ基金」と呼ばれる新しい支払いシステムを設立。
財源は、プラットフォームのサブスクリプション料の追加(4ドルから10ドルの間と提案)と、ストリーミング配信者の非購読料収入(広告など)の10%カットから賄われる予定である。
また、個々の楽曲が獲得できる金額に上限を設け、より公平な分配を保証。
アーティスト側に「1ストリームあたり最低1セント(約1.47円)」が支払われるようにすることで、ストリーミングロイヤリティを増やすしていくことを目指す。
BPIによると、英国では音楽消費の87.7%がストリーミングとなっており、昨年のストリーミング数は1,796億回で、2018年から倍増した。
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