チェリスト・宮田大、作曲家・吉松隆
のチェロ協奏曲を収録したライブ盤を
リリース スペシャル対談も決定

日本人として初めてロストロポーヴィチ国際コンクールで優勝し、名実ともにトップチェリストとして活躍を広げる宮田大。2024年3月6日(水)にアルバム『吉松隆:チェロ協奏曲≪ケンタウルス・ユニット≫/ 4つの小さな夢の歌』をリリースした。この度、宮田大✕吉松隆によるスペシャル対談も決定。
宮田大の演奏は、世界的指揮者・小澤征爾さんからも絶賛され、近年ではドイツで最も権威のあるクラシック音楽賞・OPUS KLASSIK賞(2021)の受賞や、先月2月にはBBCスコティッシュ響とのイギリスでの公演が大成功を収めるなど、国際的な評価を高めている。
吉松隆(作曲家)
今週リリースされた宮田大の最新アルバムでは、日本を代表する作曲家・吉松隆のチェロ協奏曲「ケンタウルス・ユニット」を収録。この作品は、2003年に発表されたものの、あまりの難曲ゆえ、初演後20年近く演奏されてこなかった異端の作品。2022年に宮田大がソリストを務めて再演されて甦ったまさに“幻”の協奏曲だ。
アルバムでは2022年9月にミューザ川崎にて行われた公演の模様をライブ録音。吉松作品を積極的に取り上げている指揮者・原田慶太楼と東京交響楽団との共演で収録されている。
原田慶太楼(指揮)
この公演は吉松自身も「入魂かつ超絶きわまる演奏」と絶賛した名演。宮田大の驚異的な技術と緻密かつ情感豊かな表現、そして原田率いる東京交響楽団とのグルーヴ感あふれる圧巻の演奏が会場を熱狂させた模様が音盤化となる。
また、アルバムの発売を記念して、宮田大、吉松隆と音楽ライター小室敬幸氏による対談も企画されており、吉松が「再演するまではあの曲は破棄しようと思っていた」と明かす作品にまつわる秘話や、宮田が振り返る舞台裏でのエピソードなど、こちらも見逃せない内容となっている。対談は宮田大のYouTubeで近日公開予定。

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