福山雅治が新曲「想望」を主題歌とし
て書き下ろし 福原遥×水上恒司W主
演『あの花が咲く丘で、君とまた出会
えたら。』予告編を公開

12月8日(金)公開の映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の主題歌が福山雅治の「想望」に決定。あわせて、本予告編、本ビジュアルが解禁された。
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は、シリーズ累計発行部数70万部を突破した汐見夏衛氏の同名小説(スターツ出版文庫)を原作とした映画。福原遥と水上恒司をW主演に迎え、成田洋一監督(『光を追いかけて』)がメガホンをとった作品だ。福原、水上のほか、伊藤健太郎、嶋﨑斗亜、上川周作、小野塚勇人、出口夏希、坪倉由幸、津田寛治、天寿光希、中嶋朋子、松坂慶子らがキャストに名を連ねている。
高校生の百合(福原遥)は、親や学校、すべてにイライラして不満ばかり。ある日、進路をめぐって母親の幸恵(中嶋朋子)と喧嘩をして家出し、近所の防空壕跡に逃げ込むが、朝目が覚めるとそこは1945年の6月……戦時中の日本だった。百合は、偶然通りかかった彰(水上恒司)に助けられ、軍の指定食堂に連れていかれる。そこで女将のツル(松坂慶子)や勤労学生の千代(出口夏希)、彰と同じ隊の石丸(伊藤健太郎)、板倉(嶋﨑斗亜)、寺岡(上川周作)、加藤(小野塚勇人)たちと出会う。百合は日々を過ごす中で、彰に何度も助けられ、その誠実さや優しさにどんどん惹かれていく。だが、彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。
(c)2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会 
主題歌「想望」は、福山が本編を観て、登場人物たちに思いを馳せ、映画に寄り添って書き上げたという。福山、原作者の汐見氏、監督、プロデューサー、福原、水上のコメントは以下のとおり。
福山雅治
福山雅治
福原さん水上さんたち二十代の俳優をはじめとする出演者全員が表現する1945年の夏。
あの日々に想いを馳せた誠実なお芝居に胸を打たれました。
本作は、運命がもたらす喜びと苦しみを教えてくれています。
時代という抗えない濁流の中に飲み込まれる一滴の水のように出会った百合と彰の運命。
人々の日常を破壊する戦争という行為が、何度も繰り返されてきた時代の果てである現在。
その2023年に産み落とされた今作に寄せて「いま、日々を生きていることの幸せ」を歌で描きたいと思いました。
毎日帰るべき場所へ帰れることの幸せを。
世代や時代を超えて、この映画が多くの人に触れてもらえることを願います。
汐見夏衛(原作)
物語は百合たち送り出す側の目線で語られますが、『想望』は彰たち送り出される側の目線で歌われていて、聴くほどに旅立つ彼らの思いが胸に迫り苦しいほどでした。最後には、何の屈託もなく空を綺麗だと思えることの尊さ、何の疑いもなく明日を信じられる幸せを感じると共に、それは決して手離してはいけない、大切に守らなければあっけなく壊れてしまうものなのだというメッセージが胸に響きました。今だからこそ全ての人に聴いてほしい楽曲です。
成田洋一(監督)
初めて楽曲を聞いた時に感極まったのと同時に驚きもありました。この映画の本質を見抜いていただいてたからです。
戦争の悲惨さはなにか。それは、夢や希望を打ち砕くだけでなく、それ以上に「なんでもない日常」を奪い去ることなのです。
西麻美(プロデューサー)
この映画は戦争というどうしようもない出来事によって引き裂かれてしまう、男女ふたりの切ないラブストーリーです。戦争、平和ということに想いのある方にぜひ主題歌をと思ったとき、福山さんしか浮かびませんでした。ご快諾頂き初めて「想望」を聴いたとき、百合と彰のことだけでなく、当時を生きた全ての人の想いがこもっているような気がしました。それ程素晴らしい楽曲を主題歌に迎えられたこと、ただただ光栄です。皆様、映画だけでなく、主題歌も是非楽しみになさってください。
福原遥
「想望」を初めて聞かせていただいた時、感動して胸がぎゅっとなりました。
百合や彰、特攻隊の皆の気持ちが繊細に描かれていて、この作品を通して伝えたいことが全て詰まっているような気がします。この曲を聞きながら撮影をしたかったです。
本当に素敵な曲をありがとうございました。
水上恒司
まさか福山さんが曲を書いてくださるとは思ってもいませんでした。
初めて聞かせていただいた時、撮影当時のことを一気に思い出しました。僕が演じた彰という役は20歳の特攻隊員です。大人びているとはいえ、特攻に行くことに怖さもあったのではないかと思います。百合と出会い、惹かれ、少しずつ気持ちが変わっていく彰の心情…その全てがこの曲に描かれているような気がしました。「想望」をきっかけに、多くの方にこの映画をご覧いただき、作品に込めた思いが伝わることを願っています。
また、解禁された予告編は、現代に生きる女子高生・百合(福原遥)が1945年の日本にタイムスリップする場面からスタート。福山の主題歌「想望」とともに、彰(水上恒司)に助けられたことをきっかけにその優しさにどんどん惹かれて恋めての恋をする百合や、勤労奉仕の女子学生・千代(出口夏希)からほのかな恋心を寄せられる石丸(伊藤健太郎)、愛する婚約者を地元に置いてきた板倉(嶋﨑斗亜)、去年の冬に生まれた娘と会わないまま出征する寺岡(上川周作)、陸軍家系に生まれたことで家の名誉のために特攻に行くしかないと信じている加藤(小野塚勇人)、そんな彼らを見守る鶴屋食堂の女将・ツル(松坂慶子)らの姿が切り取られている。
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は12月8日(金)全国公開。

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