蒼き狼の末裔たちの歌声 ナムガル。
待望の初来日公演

福岡公演は10月24日にROOMS（福岡市中央区大名）で開催することになりました。初めて知ることになったナムガルとブリヤート共和国のことをネットで調べてみましたが、自然はもちろんのこと、悲しい歴史もあり、最近は日本の旅行者の間でブリヤート共和国への関心が高まっているそうです。
ブリヤート共和国はロシア連邦を構成する共和国のひとつで三日月型の湖として知られるバイカル湖の南東に位置（モンゴルのすぐ上）します。
バイカル湖はロシアの世界遺産で、シベリアの真珠やガラパゴス諸島とならぶ生物進化の博物館と称されています。 ナムガルとはチベット語で「白い雲」。そして、ナムガルの出身地は蒼き狼チンギスハンの母親の故郷といわれています。ナムガルの音楽はモンゴル琴のヤタガやモリンホール、チャンザといったエスニックな弦楽器と国境を越えたパーカッションの躍動に彩られます。
ブリヤート族に古来から伝わる歌や踊りを再現し、バイカル湖を中心に太陽、月、木、風、雲、馬といった自然神を崇めるシャーマンの歌を再発掘、そしてロックを融合させて新しいリズムが誕生しました。
パリ、ベルリン、モスクワ、トロムソーなどのワールドミュージック／エスニック音楽界ではとても高い評価を得ています。
日本ではワールドミュージック好きにとって、ナムガルは待望の初来日公演です。すでに前売チケットが発売された東京都武蔵野市のホール公演は二日で完売したほどです。
九州・福岡でもこのイベントを通じて、ひとりでも多くの人々に未知の世界（多様な音楽文化）に触れていただき、何かを考えるきっかけや新しい発見の場になることを願うばかりです。

【関連サイト】
■ハーモニーフィールズ　ナムガル

【ライブ・コンサート情報】
2014/10/24(金) ROOMS (福岡)

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