インディペンデントアーティストの活
動サポートに関する慶応義塾大学との
共同研究プロジェクト『ADORNO Proj
ect』スタート

TuneCore Japanは、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)と共に、インディペンデントのクリエイター/アーティストのクリエイティブ活動のエコサイクルのデザインに関する共同研究『ADORNO Project』を開始しました。

このプロジェクトでは、クリエイティブの社会的機能とその社会化およびコンテンツ化について研究を行っているKMD岸博幸研究室と、インディペンデントなアーティストへサービス提供を行うTuneCore Japanが、これからのデジタル環境下において「インディペンデントなクリエイター/アーティストが自身のクリエイティブをいかに届けるか」という観点から、実際のクリエイター/アーティストのクリエイティブ活動においてスムーズなサイクルを実行できるようなサービスやスキームを共同で開発し、運用を行っていくものです。

また、開発を行うサービスは同時並行でクリエイター/アーティストに提供しながら、実際の使用によるフィードバックを受けることで、より実態に沿った開発へとつなげていきます。


『ADORNO Project』概要
音楽というクリエイティブは、時代ごとのメディア技術やコミュニケーション環境によって様々なかたちをとりながら、私たちの社会とともに存在してきました。一方で、マーケットへの適応に伴ったサービスの発達と、その時代ごとにポジティブなカウンターとして機能してきたクリエイティブとは必然的に乖離を余儀なくされてきました。

このプロジェクトでは、こういった二律背反的な状況に対し今の時代に沿った最大限の調和を目指し、サービスデザイン/コンテンツ産業論的な軸と、社会学/哲学的な軸の両軸で研究を推進します。クリエイター/アーティストのクリエイティブを社会へ届ける方法を模索しながら、音楽というクリエイティブが持つ社会的な機能そのものも考察しながら研究を進めます。

初年度の研究では、国内でクリエイティブ活動を行っているインディペンデントのクリエイター/アーティストが実際に楽曲制作を行い、その楽曲を配信・展開するまでを、プロジェクトで開発したアプリケーションを通して行っていきます。同時に、そのアプリケーションを土台に、実際にクリエイター/アーティストがクリエイティブ活動を行っていくために有用であるサービスを開発し、クリエイター/アーティストへ提供していきます。

なお、本プロジェクト名は、二律背反の内包を前提とした我々の社会を考察し続けた社会学者の名前に由来しています。

■慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授 岸博幸氏コメント

「メジャーレーベルがネット時代における音楽のクリエイティブのエコサイクル確立に苦戦する中で、インディペンデントにフォーカスしたエコサイクルをデザインする今回の取り組みは、音楽のビジネスモデルの進化の観点から非常に重要。TuneCore Japan社の力も借りて、是非とも世界初のエコサイクルを確立したい。」

■チューンコアジャパン代表 野田威一郎コメント

「”All for Independence”をミッションとしている僕らが、音楽作品のみならず、こういったかたちでインディペンデントで活動するアーティストやクリエイターの活動全体のエコサイクルの研究を産学共同で、慶應と一緒に携われるのは本当に楽しみです。研究成果も重要ですが、この研究プロジェクトの存在自体が有益ではないかと思っています。」

TuneCore Japan

チューンコアは、自分の楽曲をiTunes, Amazon Music, Google Play Musicなど世界120ヵ国以上の配信ストアで販売できるサービスです。

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