北九州市のローカルヒーロー「キタキ
ュウマン」が話題 本人に突撃取材し
てみた

 「体が硬くアクションが苦手なので、できれば戦いたくない」と宣言しているキタキュウマンは、北九州市内でのイベントなどに参加するほか、テレビ朝日系の音楽番組『ミュージックステーション』にも出演。人気ゆるキャラ「ふなっしー」に飛び込み営業しステージ共演を果たすなど、ヒーローの概念を超越した活動を行っている。

 そこで今回は、独自の道を突っ走るキタキュウマンに取材してみた。

 ヒーローとしての心得について聞くと、「特にないけど強いて言うなら、信号はなるべく手を上げて渡るようにしている。あとは、スーツがむちゃくちゃ暑いので、水分補給をきちんとすること」と答えてくれた。

 5月24日には北九州市の観光大使に任命され、晴れて市の公認となるキタキュウマンは、「市営バスやモノレールをキタキュウマンでラッピングしたい。駅前に等身大パネルを作って記念撮影の名所にするのもいいな」と語る。

 また、任命式では同時に、背面に北九州市の地図を入れたデザインを採用した新スーツがお披露目される予定。「北九州を背負う男」としての意気込みが詰まった新スーツは、「見た目だけでなく、通気性や動きやすさも向上した」そうだが、動きやすく変わったスーツに反して「自分の体の硬さは変わってなかった……」と肩を落とした。

 なお、新スーツでは、チャームポイントでもあった右肩のホース部分が消滅している。これはキタキュウマン本人がデザインを提出する際に書き忘れたためだそうだ。

 北九州市の魅力を「名物は少ないが、どこで食べてもご飯が美味しい」と語るキタキュウマン。最後に、「北九州市の人口は現在96万人。かつて100万人を超えていたときのように、にぎやかな街にしたい」と今後の目標を掲げた。

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