SHO ASAKAWA、ショーン・ホラーショー、JUN YOKOE

SHO ASAKAWA、ショーン・ホラーショー、JUN YOKOE

首振りDolls、
マンスリーインタビュー第19弾の
ゲストはPLASTICZOOMS!

2020年。首振りDollsはバースデー企画と銘打ち、“各自が企画する、その日にしか見ることの出来ない首振りDolls”を届ける為に、それぞれ思考を凝らし、“その日”を待ち侘びていた。

しかし。コロナによってその計画は全て白紙となった。唯一、10月2日に延期という形で予定が残されていたショーン・ホラーショー(Ba)のバースデーライヴ(PLASTICZOOMSとの対バン)も、ガイドラインに従った上での集客では実現不可能であるという判断のもと、対バン企画は中止となり、急遽『ショーン・ホラーショープロデュースによる首振りDolls無観客ワンマン配信ライヴ』として行われることとなった。

今回は、コロナ終息後に必ずリベンジを果たすと約束を交わしたPLASTICZOOMSのSHO ASAKAWAとJUN YOKOEをゲストに招き鼎談を企画。音楽とファッションを同列に捉え、全世界を視野に入れた独自性の高いプロジェクトPLASTICZOOMSの魅力とは? 首振りDollsとPLASTICZOOMSの意外な関係性と共通点とは? ショーンが魅了されたPLASTICZOOMSの魅力に迫った、果たされなかった対バンへの熱いがぶつけられた鼎談をお楽しみ下さい。

『Shawn Horrorshow BirthdayLIVE!!!『RAD CLUB』 』
10月02日(金) 東京・下北沢Shelter ※振替配信公演
開演20:00〜 ¥3000

音楽とファッションの
立ち位置を同列にしたかった

SHO ASAKAWA

SHO ASAKAWA

――まず、出逢いから聞かせてもらってもいいですか?
SHO:2年くらい前に、僕がやっている“アートと生活とファッションと音楽”という、自分達みたいな人間に必要なパーツを全部組み合わせたプロジェクト”MODULATEST”を、原宿の『A STORE ROBOT』でポップアップショップでやってたんですよ。その受注会にショーンが来てくれたんです。
ショーン:そうでしたね。直接の出逢いはそこでした。もちろん、そこに行く前からPLASTICZOOMSの存在は知っていて、ライヴもよく行ってたんですけど、直接お話しさせてもらったのは、そのときが初めてだったんです。プリミティヴズのカヴァーをやってたMVを観たのとか、結構最初の頃だったと思います。
SHO:あれ観てくれてたんだ! ロシアのモデルの友達が出てくれてるんだけどね。
ショーン:今、ユーチューバーになってますよね!?
SHO:そうなんだよ!(笑) かなり前の話で、彼女が2回目の来日をしたときに、VOGUEの表紙とか撮ってるカメラマンと一緒に日本に来てて、そのカメラマンがPLASTICZOOMSに興味持ってくれて、そのモデルと僕達のMVを撮影したいって言ってくれて、じゃあやっちゃおう!ってノリで撮ったMVなんだよね。
JUN:最初、新宿の公園に呼び出されて、作品撮りしようって言われてね。
SHO:そうそう。それを後にショーンが観てくれたとはね。どこで繋がるか分からんね。ショーンはPLASTICZOOMSのハードな曲だけじゃなく、メロウな曲も好きって言ってくれてるから、すごく嬉しい。僕が個人的に得意としてるのは、メロウな方だったりするからね。そこを気に入ってくれているんだなって思うとすごく嬉しいし、繊細なショーンの性格にフィットしてくれたんだなって思うと、なんかすごく愛おしい。ありがとう。
ショーン:いや! こちらこそです! 自分もそんなにハードな曲は作れないんです。だいたいハネ系の曲。
JUN:去年新宿ロフトのワンマンライヴに遊びに行かせてもらったとき、ショーンくんの作った新曲やってたけど、ハネ感のある踊れる楽曲だったもんね。めっちゃダンスな曲だった。
ショーン:そうなんですよ。
JUN:シンセも使ってるよね。
ショーン:そうなんです。ベニョンベニョンさせたくて(笑)。
JUN:僕たちが今作ってるアルバム曲もシンセすごく多いよ。新しい作品は半分くらいシンセベース使ってたりする。
SHO:そう。ちょっとあったかい感じというか、60年代70年代な使い方で入れてる。あとベルリンのテクノにガッツリ影響を受けてるからね。キーワードは、ニュー・ウェイヴとサイケデリック。新しい軸が出来た感じだよね。
JUN:そうだね。
ショーン:おぉ。マジですか!? 早く聴きたいです!
JUN:首振りDollsもレコーディングしてたんでしょ?
ショーン:そうなんです。めちゃくちゃいい感じに録れました! ウチも近々いろいろと発表出来ると思うんですけど。最高のものが作れたと思ってます!
SHO:めちゃくちゃ楽しみ!
JUN:楽しみ!
SHO:お互い新しい作品を提げて一緒にライヴ出来たらいいよね!
ショーン:やりたいです! 本当に。早くやりたい!

――PLASTICZOOMSとの対バンはショーンの夢だったんだもんね。首振りDollsに加入して間もない頃からずっと言ってた気がする。
ショーン:そうなんですよ! ずっとやりたいと思ってたから。
SHO:うんうん。結構早い段階でもう対バンの話してたよね。

――最初に会ったときの印象は?
SHO:最初に会ったときからこの風貌だったから、すごく目立っていて。明らかに普通の人間じゃないなと思って、めちゃくちゃ興味わいたんですよ。それで声かけたんです。“何やってるの?”って聞いたら、“ベース弾いてます”って言われたから、おぉ〜、やっぱり音楽やってる人間だ! って、嬉しくなって。“どういう音楽が好きなの?”っていう話とかして、そこからもライヴとかファッションのイベントとかにも来てくれる様になったんですよね。
JUN:僕がショーンくんに初めて会ったのは、今はもうなくなっちゃったんだけど、シンヤヤマグチっていうブランドの展示会だった。
SHO:そこでショーンから“首振りDollsに入ったんです”って聞いたんだよね! 首振りDollsのことは、僕らもすごくお世話になっていたALLERGY(アレルギー)の宙也さんのTwitterとかインスタでよく見かけていたから存在は知っていたから、“おぉ〜、すごいじゃん! じゃあいつか対バンしようよ!”って話になって。そっから対バンが実現する話になったのは、すぐのことだったよね?
ショーン:でしたね。バースデーライヴをやることになったのでって。
SHO:そう。是非、対バンしたいです! って言って来てくれて。もぉ、即OKって。

――奥手なショーンから積極的に?(笑)
SHO:そうそう(笑)。奥手なショーンから誘ってくれたんですよ! 最初に会ったときとかも、めちゃくちゃ緊張してたもんね、ショーン(笑)。
ショーン:はい。写真のイメージとかステージの上のSHOさんしか見たことなかったから、どんな人なんだろう?って思って、めちゃくちゃ緊張したんですよ!
SHO:でも、めっちゃ気さくでしょ?
JUN:自分で言う?(笑)
SHO:うん。自分で言う(笑)。だって、みんなに言われるんだもん。

――あははは。たしかに。写真とかのイメージだと寡黙な感じに見えるからね。喋らない人なんだろうなって。私も原宿のラフォーレでpays des fées HOMMEのポップアップショップにM-65 type Oversized military coatを見にお邪魔したときに初めて話したんだけど、いきなり、ずっと昔から知り合いだったみたいに、いきなり深い話になって(笑)。
SHO:そうそう(笑)。バンドの戦略の話とか(笑)。運営についての話とかもしたの覚えてる(笑)。
JUN:初対面で!? っていう(笑)。でも、SHOくんってそういう人なんですよ。
SHO:僕はとにかく楽しいことしかやりたくないタイプだし、突っ走っちゃうタイプで。やってる最中で、何か引っかかってたら、それは上手くいかないんですよ。途中でダメになっちゃうとかね。そうならないように、しっかりと準備して一つずつやっていくことが大事なんだって。そういう話を、いつもJUNくんとしてるんだよね。
JUN:してるね。
SHO:僕がPLASTICZOOMSを始めたキッカケというのも、音楽とファッションの立ち位置を同列にしたかったことだったりするんですよ。音楽とファッションって、絶対に関わっているのに、何故か距離が遠いんですよ。なかなかリンクしないというか。リンクしたとしても、なんか違和感がある。スムーズなリンクの仕方がないなと思って。服と音楽がしっかりと繋がっているなって感じるのは、エディ・スリマン。今、セリーヌのデザイナーやってて、元々はディオール・オムのデザイナーだった人が手掛けてるものしかないなぁって。アンダーグラウンドミュージックをハイブランドに持っていってるのが彼の仕事。でも、実際アンダーグラウンドで音楽やってる人間って、ステージに上がるときにファッションに無頓着な人が多いんですよ。だから、僕は、そこを両立して行けないかなと思って、PLASTICZOOMSを始めたんです。当時。

――普通のバンドマンの感覚からの始まりではないね。
SHO:そう。だから、音楽からPLASTICZOOMSに入って来てくれても、ファッションからPLASTICZOOMSに入って来てくれてもどっちでも良くて。でも、やっぱりバンドだから、音楽から入ってくる方が圧倒的に多かったんだけどね。出逢い方として、ファッションからPLASTICZOOMSに出逢ってくれるって、稀なんです。でも、ショーンの場合は、完全にファッションからPLASTICZOOMSに入ってくれたんです。それが本当に嬉しくて。僕がやっていたことの意味を実感出来た瞬間だったし、やって来て良かったなって思える瞬間だったんです。自信にもなったしね。その点でショーンにはすごく感謝してるんです。

――ショーンはすごくアンテナを張ってる人だからね。アーティストとしても、アンダーグラウンドなバンドの音もすごく深く掘ってるし、とにかく服が好きだからね。
SHO:そう。ショーンは自分の世界があるからね。そういうとこも含めて、ショーンという人間がすごく好きなんです。だから、毎回いろんなイベントをやる度に声をかけてるんですよ。面白いことが出来そうな気がするから。一緒に何か面白いことやっていけたらなぁって思える人。
ショーン:そんなこと言ってもらえて光栄です! 自分がPLASTICZOOMSを知ったときは、もうJUNさん加入されていたんですけど、最初はどういう始まりだったんですか?
JUN:僕は最初からのオリジナルメンバーではないからね。でも、やっぱりショーンくんと同じで、SHOくんの作り出すファッションと音楽の世界にすごく惹かれたのが始まりだった。
SHO:服と音楽を対等に、一つのパッケージとして何か表現出来たらいいなっていうところからバンドを始めているから、普通の始まりではなくてね。カッコイイ人間がステージに立っていないと意味がないし、美意識が高くないと意味がないし、っていう。発信する側が全部そこを分かった状態で、“はい、どうぞ”っていうのじゃなくちゃダメで。だから、一番重きを置くところが、普通のバンドと違ってたんですよね。それもあって、最初は固定メンバーというとこに全くこだわりがなかったんです。一番最初は3ピースだった。僕がギターボーカルで、ベースとドラムっていう構成。今とは全く音楽性の違う荒削りなパンクバンドだったんです。その後デモを作るのに、プロデューサーを雇ってちゃんとレコーディングして。それが最初。

OKMusic編集部

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