須賀健太×崎山つばさ「宇宙人はいる
」!? WOWOWオリジナルドラマ×舞
台プロジェクト『ワケあって火星に住
みました~エラバレシ4ニン~』ビジ
ュアル撮影&インタビュー

実在する火星移住計画を題材に、鈴木おさむがドラマの脚本と舞台の脚本・演出を手掛けるWOWOWオリジナルドラマ✕舞台連動プロジェクト『ワケあって火星に住みました~エラバレシ4ニン~』(ドラマ版が2020年1月放送予定、舞台版が2020年5月16日(土)より東京・大阪にて上演)。今回は須賀健太、崎山つばさのビジュアル撮影に密着。撮影レポートとともに、終始和やかムードが漂った二人のインタビューをお届けする。
舞台パンフレットなどに使用されるビジュアル撮影が行われたのは、2019年8月下旬のこと。最初に現場に現れたのは、頭脳明晰な刑事・東山樹を演じる崎山。黒のスーツに身を包んだカットでは、カメラマンからの「クールな感じで」とのオーダーが。ポケットに手を入れたり、ネクタイや髪の毛を触ったりと些細な仕草で東山の少しナルシストな性格を垣間見せる。途中、ジャケットの袖にタグが残っていることに気づき「そういうデザインなのかと思ってた(笑)」とハプニングを茶目っ気たっぷりに笑い飛ばす場面も見られた。
『ワケあって火星に住みました~エラバレシ4ニン~』ビジュアル撮影より 崎山つばさ
『ワケあって火星に住みました~エラバレシ4ニン~』ビジュアル撮影より 崎山つばさ
小道具の拳銃が登場すると「きたー!」と控えめながらも歓声を上げる崎山。撮影後に「テンション上がりましたね、男の子なので」と振り返ったように、構え方のディレクションを受けつつ、片手や両手持ちなどさまざまなパターンを試していく。レンズに銃口を向けると、スタッフも思わず身構えてしまうほどの鋭い視線が光った。
『ワケあって火星に住みました~エラバレシ4ニン~』ビジュアル撮影より 崎山つばさ
『ワケあって火星に住みました~エラバレシ4ニン~』ビジュアル撮影より 崎山つばさ
須賀健太が演じる赤井陽太は、動物が大好きで笑顔が絶えないトリマーという役どころ。
『ワケあって火星に住みました~エラバレシ4ニン~』ビジュアル撮影より 須賀健太
真っ赤なエプロンを身に着けると、ラブリーな色合いに思わず照れ笑いがこぼれる。シャッターチャンスに取材陣がカメラを構えるとすかさず「ここだけは撮影NGで!」と要請するお茶目な一面も。
『ワケあって火星に住みました~エラバレシ4ニン~』ビジュアル撮影より 須賀健太
『ワケあって火星に住みました~エラバレシ4ニン~』ビジュアル撮影より 須賀健太

「近くに犬がいるイメージで」との指示に、屈んで目線を合わせる動作で応え、その場で小型犬を撫でているような演技を見せる。ハサミを使ったカットではラフを見つつ、「結構大きく開くんですね」と細かく観察。美容師経験のあるスタッフから持ち方を教わり、「もう一度撮ってもらってもいいですか?」と自らリテイクを希望することも。スタッフによるモニターチェックの合間も練習を続ける姿が印象的だった。
『ワケあって火星に住みました~エラバレシ4ニン~』ビジュアル撮影より 須賀健太
ここからは、ビジュアル撮影に臨んだ須賀、崎山にインタビュー。役どころや作品について意気込みを語ってもらった。
ーーまずは、本作への出演が決まった際の感想についてお聞かせください。
崎山:火星に住むことは想像がつかないですけど、実在する火星移住計画にインスパイアされたお話というのがすごく面白いと思いました。実際の移住計画では、日本人女性のシェフの方が立候補しているそうなんです。
須賀:たしか、メキシコ在住で日本料理のお店をやっている方ですよね?
崎山:そうそう、火星で寿司バーをやりたいんだって。すごく興味深いですし、この題材を映像化や舞台化できるのが新しい試みだと感じました。役どころとしても、ナルシストでちょっと抜けているという部分は遊べそうだなと。
須賀:僕はまた鈴木(おさむ)さんとご一緒できるのが嬉しい。以前、お仕事させていただいたドラマ「人にやさしく」は、僕にとってのキャリアのスタートともいうべき作品。17年ぶりとだいぶ時間は空いていますが、成長しているところをお見せしたいです。
(左から)崎山つばさ、須賀健太
ーー鈴木さんからのコメントでも、須賀さんに向けて「17年で培ったものをぶつけあいたいですね」と寄せられてますね。
須賀:そのコメントだけ聞くとなんだかおじいちゃん同士の闘いみたいですけど(笑)。あのときは、ずっと(役者を)続けると想像もしてなかった。「ワケあって~」ももちろん良い作品にしていけたらと思います。役どころとしてはトリマーですが、どうやらヒステリックな一面もあるようです。キャラクターたちは職業以外にも癖があるので、この4人がどういう風に生活していくのかが楽しみです。
ーードラマのクランクイン前ではありますが(取材時点)、作品や演じる人物への印象を受けてどのような事前準備をされますか?
須賀:トリマーとしてのハサミの使い方を。火星でトリマーという職業がどんな描かれ方をするのかは想像できませんが、知識として覚えておきたいです。動物はアレルギーもないので全然触れるんですけど、僕は動物に好かれないタイプなんです。撮影までには好かれるようにはしておきたいですね。
崎山:僕の場合は思考でしょうか。プロファイリングをする人って、変態的な部分があるのかなって。普通の人と会話をしていても、常に観察や推理、分析をしながら話を聞いていると思うので、そのあたりを考えておきたいです。
ーードラマ放送後に舞台が上演されるというメディア展開ならではの作り方も見どころになりそうですね。
須賀:ドラマが先なので舞台の時点ではある程度役が出来上がっているでしょうし、ゼロから作るよりは楽な部分が少しはあるのかなと思います。ドラマではいろんな人が関わってきて、物語的にも話がいくつかあって、時系列も色々ある。単純に連続ドラマと舞台というだけでなく、ドラマがあるからこその組み合わせや面白さもあると思います。舞台を観てからまたドラマをもう一度見るという楽しみ方もできそうです。舞台のキャスト陣とはドラマ版のほうでは同じ場面で共演することがないかもしれないので、舞台版の前にお互いの映像を見て……もしかしたら、あえて見ないほうがいいかもしれませんね。
崎山:舞台となるとチームワークが重要。キャストが4人と少人数なので、フットワークは軽くいけるのかなと思います。4人でいろんなことをして、いろんな場所に行って、いろんなことを思って……という共通の時間を大切にしたいなと思います。
(左から)崎山つばさ、須賀健太
ーーお二人は本作が初共演となりますが、お互いの印象を教えてください。
崎山:重鎮ですからね。
須賀:(笑)。やめてください!
崎山:大先輩なので、かじれるところはかじっていきたいなと(笑)。意外と今まで共演していなかったんですけど、知り合いの知り合いでもあるのでお話は聞いていたんです。個人的に(須賀さんが出演している)舞台を観劇させてもらったこともあるのですが、存在感がすごかった。楽しみな部分と、聞いてみたいこともたくさんあります。初対面なので、まだ素性は見せていないんですけど(笑)。お互い、少しずつ見せていけたらいいなと思います。
須賀:僕ももちろん存じ上げていたので共演できるのもすごく嬉しいですし、年齢も近いので単純に仲良くなりたいです。年齢的には(崎山の方が)上なので、いっぱいごちそうしてもらいたいなと(笑)。こうして取材でお話することで、ファンのみなさんも「ご飯行ったのかな?」って気になるでしょうし。
崎山:アハハ! もうそれ、脅迫だよ(笑)
須賀:外堀から埋めていくスタイルです!
ーー本作は火星移住計画が題材となっていますが、宇宙について関心はありますか?
崎山:小さい頃に宇宙が好きになって、大学に行って勉強したいくらいに考えていた時期もあるくらい。惑星だったり宇宙の仕組みだったり、知られていない部分がまだまだたくさんあって興味をそそられますね。火星が地球に近い環境ということも興味深いです。火星に行ってみたいですけど、行ったきり地球に帰って来られないのはちょっと辛いです(笑)
須賀:僕、土地を買っておきたいです。月でも土地を買って権利書がもらえる仕組みがありますよね? 「ここからここまで僕の土地!」ってやってみたい。
崎山:今のうちだよね。何を作っても文句言われないだろうし。
須賀:そうそう。あとは、同い年くらいの子たちとごはんに行くとよく宇宙の話題になりますよ。「宇宙人はいるか? いないか?」で喧嘩したり(笑)

(左から)崎山つばさ、須賀健太

ーーちなみに、宇宙人はいると思いますか?
須賀:僕はいると思います。
崎山:どうですかね? いるんじゃないですかね?
須賀:宇宙人は僕たちのなかに紛れているらしいですからね(と、周りを見回す)。
崎山:ここにはいないんじゃないかな(笑)
須賀:なんでも人間とのハーフもいるとか。友達のお母さんなんですけど、宇宙人にさらわれたって言ってる人がいるんですよ、ほんとに! そういう話、めちゃくちゃ面白いじゃないですか。
崎山:火星に移住するとしたら、冒険心が強い人が行くんでしょうね。法律も何もないですし、開拓者精神がないと。火星に一つだけ持っていけるとしたら何持っていく?
須賀:え~、なんだろう?
崎山:俺も自分で質問しておいて、思いつかないんだけど(笑)
須賀:……電子書籍とか?
崎山:火星って電波あるかな……いや、逆にめっちゃあるかもしれないね(笑)
須賀:絶対ないでしょ! 宇宙ってこういう娯楽が少ないんじゃないかと思って。
崎山:僕も本とかかな。役に立つというよりは、時間をつぶせるものがいいかもね。
ーー最後に、本作を楽しみにされている読者へメッセージをお願いします。
崎山:ドラマをきっかけに舞台に来てくださったり、舞台を観た後にドラマを見たくなったりといろんな楽しみ方ができる作品だと思います。研究テーマごとに居住・研究スペースが設けられた“LABO”という施設が6つ登場するのですが(全6話)、「どのLABOが好き?」って考えながら見ていただけるのもいいですね。純粋にエンターテインメントを楽しんでください。
須賀:従来のメディアミックスとはまた違った形になりそうですし、ドラマは何話から見ても面白いはず。ドラマを入り口に舞台にも興味を持ってもらえたら嬉しいですし、その逆ももちろん。舞台、ドラマへの入り口としては入りやすい仕組みになっていると思いますのでぜひよろしくお願いします。

(左から)崎山つばさ、須賀健太

取材・文=潮田茗 撮影=iwa

SPICE

SPICE(スパイス)は、音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、映画、アートのニュースやレポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。

新着