山下大輝&岡本信彦が「ヒロアカ」劇場版最新作を語る!

山下大輝&岡本信彦が「ヒロアカ」劇場版最新作を語る!

山下大輝&岡本信彦、血が出るほどの
“叫び”で作り上げた「ヒロアカ」劇
場版の熱量

山下大輝&岡本信彦が「ヒロアカ」劇場版最新作を語る! “最凶の敵<ヴィラン>”を前に、デクと爆豪がともに戦う! 「僕のヒーローアカデミア」劇場版最新作となる「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」(12月20日公開)で、そんな夢の展開が実現。原作者・堀越耕平氏が「原作の最終決戦でやりたかった」と語るほどの“入魂の一戦”が繰り広げられるとあって、主人公・緑谷出久役の山下大輝、ライバルの爆豪勝己役の岡本信彦は、10時間にも及ぶアフレコで叫びに叫んだという。文字通り身を削り、途方もない熱量を創出したキャスト2人が明かす、アフレコ舞台裏、今作における“デクとかっちゃんの関係”、そして声優としての互いの印象とは――。さらにインタビュー後半には、クライマックスのバトルシーンについて語り合った「完全ネタバレトーク」も! 映画鑑賞後はそちらもチェックを!!(取材・文・撮影/編集部)

※ネタバレパートは、映画の公開2週間後に追加掲載されたものです。
 今作の舞台は、日本のはるか南に位置する離島・那歩島(なぶとう)。“次世代のヒーロー育成プロジェクト”の一環として、那歩島を訪れた雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒たちが、圧倒的な個性を有するナインら“謎の敵<ヴィラン>”から、島の人々を守るべく立ち上がる。
10時間叫びまくったアフレコ
「口の中が、血の味しかしなかったです(笑)」(山下)
――現在テレビシリーズ第4期も放送中ですが、テレビシリーズと比べて劇場版のアフレコはいかがでしたか?
山下 テレビシリーズでは、基本的にはキャストみんなで一緒に録るのですが、今回は僕と信彦さん、ゲストキャラクターの活真くん役の寺崎裕香さん、真幌ちゃん役の黒沢ともよさんの4人で録りました。
岡本 4人で10時間。大変だったなあ。
山下 朝から晩まで、1日かけて録りました。
岡本 劇場版となると、現場で受ける空気感も違いましたし、感覚的にも全然違いました。例えば事前に台本を開いて、自分のセリフ量や熱量に「だいじょうぶかな俺?」って思ったり、心配な部分もちょっとありました。デクとかっちゃんは今回特に叫ぶので、(台本の)後ろの方は叫ぶセリフばかり書いてあるんです。だからもう「俺の声帯もってくれよ」と(笑)。
――叫ぶセリフということは、やはりバトルシーンに思い入れがあるのでしょうか。
(c)2019「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会 (c)堀越耕平/集英社山下 戦闘シーンは、全部印象に残っています。(アフレコ中)お互いに「やってんな!」みたいな。
岡本 「やってんな感」あったよね(笑)。10時間叫び続け、血を流しながら演じた収録だったので。
山下 最後の方は口の中が、血の味しかしなかったです(笑)。
岡本 鉄分の味しかしなかったです(笑)。10時間叫び続けるって、なかなかないですからね。でも、本当に素晴らしい作品に出合えたと思っています。(轟焦凍役の)梶(裕貴)くんも言っていたのですが、血が出るほど叫ばせてくれる作品ってなかなかない。それをさせてくれたという現場が……「ヒロアカ」以外にあったら困るんですけど(笑)。
山下 血の味ふくめ、「ヒロアカ」の現場でしか味わえない(笑)。
岡本 (笑)。でもその一方で、役者みょうりにつきる現場だなとも思います。「血の味がする」って、それだけボロボロの声で叫んでるんです。でもディレクターさん含め、スタッフの皆さんは「(声が)よれているからもう一回」とは絶対に言わない。
山下 そうなんですよね。“心”の方を優先してくださるので、すごく信頼しています。

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