舞台「血界戦線」が開幕 クラウス役
・岩永洋昭が「見どころではないとこ
ろはない」と自信

(c)内藤泰弘/集英社(c)舞台『血界戦線』製作委員会 内藤泰弘氏による人気漫画の舞台化「血界戦線」が11月2日、東京・天王洲銀河劇場で開幕。公開前日となる11月1日にはゲネプロ(最終リハーサル)が行われ、同作の構成が明らかになった。
 同作は、異世界と現世を繋ぐ街「ヘルサレムズ・ロット」を舞台に、街の均衡を守る秘密結社「ライブラ」の構成員たちの戦いを描く。15年に「血界戦線」、17年に「血界戦線 & BEYOND」としてテレビアニメ化もされている。
 舞台版第1幕は、主人公のレオナルド・ウォッチ(百瀬朔)が語り部となって、妹ミシェーラ(斉藤瑞季)に送る手紙の内容を明かす形で展開。彼がクラウス・V・ラインヘルツ(岩永洋昭)率いるライブラに入社した経緯や、血界の眷属(ブラッドブリード)との戦い、仲間たちと送る日々などがコミカルかつスピーディに描かれる。
 第2幕では、ミシェーラがヘルサレムズ・ロットを来訪したことから騒動が巻き起こり、レオに移植された「神々の義眼」をめぐって、「ライブラ」と対抗勢力との戦いが繰り広げられる。ゲネプロでは、これまで伏せられていた佐々木喜英と丹澤誠二の配役も明らかに。佐々木が義眼を狙うDr.ガミモヅを演じ、丹澤はミシェーラの恋人トビー・マクラクラン役に加え、ステージ後方のバンドメンバーとしてサックス演奏も担当する。
 公開初日を迎えたキャストからのコメントも公開され、レオ役の百瀬は「登場人物にはそれぞれ特殊能力があるので、見どころはその格好良さと必殺技を出す時の表現の仕方。原作ではもちろんですが、舞台によって表現できる方法があると思っていて、僕はそこがすごく素敵だと感じています」、スティーブン・A・スターフェイズ役の久保田秀敏は「必殺技を出す時に技名を叫んで繰り出す、“『血界戦線』といえば”の場面演出が見どころだと思います。個人的には、血管に氷の針を通すかもしれないです。この意味が分からない人は、ぜひ実際に観てお確かめください(笑)」と、それぞれ必殺技について言及。クラウス役の岩永は「見どころではないところはありません! 約1カ月間、スタッフ、キャスト全員で身を粉にしてひとつの目標に向かって走ってまいりました。『なんかわからないけどカッコイイ、面白かった!』という作品になっているのではないかと、我々は自負しています」と仕上がりに自信をのぞかせている。
 舞台「血界戦線」は、11月10日の東京公演終了後、14日~17日に大阪の梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで6公演を行う。17日の大千秋楽の模様は、ライブビューイングで全国の劇場に中継される。ライブビューイングのチケットは3700円(税込み)で、チケットぴあで11月10日から一般販売がスタート。

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