3月28日@六本木BeeHive

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魔界少女拳のワンマンに“音楽魔人”
としてギタリストのISAOが登場!

3月28日、六本木BeeHiveで行なわれた魔界少女拳のワンマンライヴに世界的に活躍するギタリスト・ISAOが登場した。
魔界少女拳の儀式(ライヴ)は少し変わっており、映像に登場する陰陽師道満(全体のストーリーテラーをつとめる)、魔界少女拳の頭領・平了(たいらりょう)、それに仕えし神楽坂十万喜(かぐらざかとまき)の会話と、幕間の唄によって進行していく。

今回の儀式は開演間もない瞬間から「仕掛け」だらけだった。オープニング、突如客席から舞台へとあがっていく少年少女。映像とステージのやり取りが交差しながら、取り憑かれたように姿を変える彼らがまた客席へと戻って行く。そう、彼らが客席にいる状態でライヴは進んでいくのだ。

それだけではない。
なんと今回、世界的に活躍する7弦&8弦ギタリストのISAOが魔界少女拳のライヴに音楽界の魔人として参戦。魔界少女拳の楽曲がISAOの音色により色とりどりに姿を変え、彼自身のソロ曲も迫力満点で会場を煽る。

魔界少女拳の儀式は最後まで観客に油断することを許してはくれない。突如、スクリーンに映し出されたのはまさに今ライヴを行なっているBeeHive。そして、ライヴハウスの前に立っているのは過去のライヴ中映像にも登場していた一人の刑事の姿。映像の中で、彼はBeeHiveの扉を開き、静かに中に入ってくる。ライブハウスの扉を開いたその時、会場の扉が実際に開かれる。そこにいるのは、まさに今スクリーンに映し出されている刑事だったのだ。

会場がざわめく中、映像の中の世界と現実の世界が奇妙にシンクロをはじめる。映像の中のライヴハウスには観客はいない。しかし、実際には刑事が歩く周りを観客が囲んでいる。一寸も狂わぬ動きで世界が歪みはじめる中、魔界少女拳はラストの曲「魔界が来たりて音を鳴らす」を唄いあげる。観客は魔界に飲み込まれたかのように、手で魔界印をつくり高くかかげた。

エンディングでメンバーが立ち去ったステージに上がる刑事。オープニングで出演した少年少女もおもむろにステージにあがり、刑事を囲みながら呪文のような言葉を唱えたとおもいきや、果てには刑事までも取り憑かれたような形相へと変化していく。皆がステージから立ち去った後も、客席とステージをなんともいえぬ奇妙さが包み込んでいた。

そんな摩訶不思議な魅力にあふれる魔界少女拳のライヴが、場所を新木場1stRINGへと移し、更に大きな仕掛けをいれて4月22日(木)に開催される。音楽×映像×アングラ演劇に、新たにプロレスが組み込まれる「魔界錬闘会」。女子プロ界からは華名と志田光の参戦が決定。彼女たちに「巴御前」「鶴姫」が憑依し、観客の目の前で戦いを繰り広げるとのことだ。

魔界少女拳によるハイスピードエンターテイメントショー「魔界錬闘会」。新たなエンタメの幕開けを活目せよ。

「魔界錬闘会」

4月22日(木) 新木場1stRING
■詳細ページ
http://www.makaisyojyoken.com/#!rentoukai/c1ty1
3月28日@六本木BeeHive
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