小室哲哉アルバムで玉置浩二がまさか
のEDM楽曲を熱唱

リードトラックとなる『EDM TOKYO 2014 feat. KOJI TAMAKI』は玉置浩二が参加し、楽曲の共作とゲストボーカルとして初コラボレーションしている。互いに1958年生まれ、音楽活動も安全地帯が32年、TM NETWORKも30年と、以前から当然お互いの存在を知る2人だが、玉置浩二が2012年のフジテレビ系の「FNS歌の夏まつり」で『じれったい』(安全地帯が1987年4月21日にリリースした15枚目のシングル)を歌唱するにあたって、小室哲哉にスタッフを通してオファーし、番組内で初共演を果たしたことがきっかけとなり、その後交流を深めるようになった。小室哲哉も前述の番組共演時に玉置浩二の声質に改めて感動し、自身のオリジナルアルバムである今作「TETSUYA KOMURO EDM TOKYO」に玉置とコラボレーションを希望。実際に小室は玉置にフィーチャリングボーカルとして参加してもらうために直筆の手紙を渡し、「EDM TOYKO 2014 feat. KOJI TAMAKI」にて初のコラボレーションを果たした。

小室は「21世紀のダンスミュージック、EDM(Electronic Dance Music)の入門編として、日本語とか英語とか言語は関係なく楽しんでもらえる楽曲。その想いをこの楽曲だったり、アルバム自体のタイトルにも込めた。それを的確に伝えてくれる存在で、声の力を持っているのが玉置さんだと思っている。イントロの歌声に、同じく1958年生まれのアーティスト'PRINCE'のような雰囲気を感じた。ROCKだけでない、R&BやFUNKだったり、過去の偉大なミュージシャンがルーツになっていると感じさせる声。シンプルに、綺麗な言葉(例えば「花」など)を伝えるのは難しい事なのに、玉置さんの場合は自然と耳で受け入れる事ができた。先日、玉置さんのソロアルバム「GOLD」を、玉置さん自身の解説付きで聞かせてもらった。コード進行がどうとかそんな事は関係なく、言葉に音が後から付いてくる感じがして、めちゃくちゃ良かった。洋楽のアーティストに近い作り方。ぜひ今度1曲、いや何曲かプロデュースしてみたい。」とコメント。
玉置も「オケが出来上がっているところに自由にボーカルを入れて欲しいと言われ、初めての事でもあるので最初は戸惑ったが、そのやり方はすごく気に入った。自宅のスタジオでオケを聴き、最初に出てきたのがイントロの声。ドラムのキックの音に自然に反応した。大サビ(間奏)の音から、人間の「間違い」とか「争い」を感じた。そしてTKのデモトラックに入っていた「LOVE & PEACE」という言葉。そんな事を考えながらオリンピックのフィギュアスケートを観ていた時、花が咲く様に、鳥が羽ばたく様に...人間にできるのは笑って涙を流す事だ、という想いが芽生え、それが歌詞になった。TKは「サウンドは任せた、だから歌は任せてよ」と思えるような強い信頼感が持てる存在。お互いに好き勝手を言っても、きっちり形にしてくれる。「やっと会えたよ!」と思った。」と話している。

dwango.jp news

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着