「えいがのおそ松さん」2本立てインタビュー、1人目は小野大輔!

「えいがのおそ松さん」2本立てインタビュー、1人目は小野大輔!

小野大輔「おそ松さん」映画化に噛み
締める思い「幸せな時がまだ続くんだ

「えいがのおそ松さん」2本立てインタビュー、1人目は小野大輔! 人気テレビアニメ「おそ松さん」の完全新作劇場版となる「えいがのおそ松さん」が3月15日に封切られる。テレビシリーズ放送時に社会現象を巻き起こし、多くのファンから愛された同作だが、作品にほれ込んだのは視聴者だけではない。キャストにとっても、「おそ松さん」と過ごす時間は“ごほうび”だった。十四松役の小野大輔は、毎週のアフレコを心待ちにし、劇場版の知らせを受けた際には「この幸せな時がまだ続くんだ」と胸躍らせた。まさに、キャスト&ファン待望の劇場版。赤塚イズムをしっかりと受け継ぎながらも、“6色の個性”という最強の武器で多くの心を射抜いた6つ子たちの勢いは、劇場版でさらに加速する。(取材・文/編集部)
 2015年に第1期、17年に第2期がテレビ放送された「おそ松さん」は、赤塚不二夫さんの名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作に、クズでニートな大人に成長した松野家の6つ子たちの日常を描いた。完全新作劇場版となる今作は、不思議な世界に迷い込んだ6つ子が18歳の自分に出会い、“「おそ松くん」と「おそ松さん」をつなぐ物語”が展開される。
「また十四松を演じられることが心から幸せだ」
――映画化が決定した際の心境はいかがでしたか。
テレビシリーズ1期、2期をやらせていただいた時は、(作品に)関わっていること、アフレコができることが幸せでした。1週間のサイクルのなかで「おそ松」のアフレコがある曜日に向けてコンディションを整えたり、とにかくアフレコがずっと楽しかったんです。
実は、2期の最終回のあたりで映画化の話をちらほら聞いていました。だから2期が終わった時は、「2期が終わっちゃうけど、まだ劇場版がある」「この幸せな時がまだ続くんだ」と思い、いちファンのようにキャホキャホしていました(笑)。何より「また十四松を演じられることが心から幸せだ」と感じました。
――多くの人に支持された作品だからこそ、今回、映画化につながったのだと思います。「おそ松さん」の面白さとはどこにあると思われますか。
(c) 赤塚不二夫/えいがのおそ松さん製作委員会 2019「おそ松くん」と「おそ松さん」に共通している部分は不条理だと思うんです。それが、赤塚作品全体に流れる空気、赤塚作品ならではの面白さですよね。何をやっても「これでいいのだ」で済ませる感じとか。そんなところが自分の波長に合っているし、好きだなと思いました。だから最初に「テレビアニメ『おそ松さん』をやります」となった時に、「おそ松さんって……大人になったんだからまともなのかな?」と思っていたら、まともじゃなかったのでうれしかったです。

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