【喜】20周年のドアラを取り巻く、祝
い事と呪い事。【哀】

 だが、いいことばかりが続かないのが世の常。落とし穴はないのだろうか? 『別冊野球太郎2014球春号~プロ野球呪いのハンドブック』(発行・イマジニア株式会社ナックルボールスタジアム/発売・廣済堂出版)を編集した『野球太郎』編集部に、ドアラの祝い事と呪い事の両面を聞いた。

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【祝・『誰も知らなかったドアラ学』発売】

 まずは祝い事から。3月20日、デビュー20周年として『誰も知らなかったドアラ学』が上梓される。過去にも『ドアラのへや』、『ドアラのひみつ かくさしゃかいにまけないよ』などが好評を博したドアラ関連本。今回はかなり学術的な内容になっている。

 たとえば、経済アナリストの森永卓郎氏が「アイドル学」の見地から「なぜドアラはアイドルになれたのか?」を論評。他にも「スポーツ学」、「生物学」といった様々な視点から各方面の専門家が分析を行い、ドアラを徹底解剖するという。また、森野将彦、浅尾拓也(ともに中日)、陽岱鋼(日本ハム)、つば九郎(ヤクルト)ら球界関係者もコラムを執筆。野球ファンなら見逃せない一冊だ。

【呪・ドアラのバク転禁止でAクラスを逃した?】

 では、呪い方面はどうなっているのか? 中日ファンの間で囁かれているのが「ドアラ・バク転の呪い」。ドアラがイニング間のバク転に成功すれば勝てる! と期待されているにも関わらず、バク転の精度が低いのだ。さらに、昨年8月には指を骨折。5週間のバク転禁止を言い渡されてしまった。

 昨季、中日が3位から4位に転落し、以降その順位が定位置となったのが8月13日のこと。ドアラが骨折したのが8月16日。Aクラス浮上へ挽回しなければならない大事な時期に、バク転ができなかったのだ。ファンにしてみれば、華麗なドアラのバク転があれば……と恨み節も言いたいところだろう。

 シーズン終了後の年俸更改において、戦線離脱したことと、バク転の成功率が低かったことを理由に25%のダウン提示(パン1キロ→750グラム)を受けたドアラ。本を出して浮かれているようでは、今年もまたダウン提示となってしまうだろう。

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