ビースト・イン・ブラック、2ndアル
バム完成

バトル・ビーストのブレインとして全作詞作曲を手がけ、2015年のサード・アルバム『アンホーリー・セイヴィアー』リリース後にバンドを脱退したギタリストのアントン・カバネンが始動させたニュー・バンド、ビースト・イン・ブラックが、デビュー・アルバム『バーサーカー』に続く2nd『フロム・ヘル・ウィズ・ラヴ』を2019年2月8日にリリースする。
アントン他、高校の同級生だった3人を中心にフィンランドのヘルシンキにて結成されたバトル・ビーストは、<ヴァッケン・メタル・バトル2010>でファイナル・ステージに進出し、<ヴァッケン・オープン・エア>で見事優勝するなど、デビュー前からヨーロッパのメタルヘッズの間で広く知られた存在だった。フィンランドでチャート7位を記録したデビュー作『スティール』を引っ提げ、名門ニュークリア・ブラストに移籍すると、女性シンガーのノーラ・ロウヒモを新たに迎え、2013年に2nd『バトル・ビースト』をナショナル・チャートの5位に送り込むこととなる。この成功の裏には、メイン・ソングライターであるアントン・カバネンによる巧みなソングラインティング術があった。

2015年に3rd『アンホーリー・セイヴィアー』をリリースし、2013年に初来日を果たし、2014年には<LOUD PARK14>で再来日するなど、日本のメタル・ファンにもその名は着実に浸透し、バンドの未来は順風満帆かと思われたが、アルバム発表直後にアントン・カバネンが突如としてバトル・ビーストを離脱してしまう。

そして、ほどなくしてアントン・カバネンによって結成されたニュー・グループがこのビースト・イン・ブラックとなる。シンガーのヤニスによる抜群の歌唱力を活かすべく、アントンのソングライティングもバトル・ビースト以上に色彩豊かなものとなっており、いきなりナイトウィッシュのツアーに同行するなど、ヨーロッパでは早くも注目バンドとなった。
本作『フロム・ヘル・ウィズ・ラヴ』は、ドラマーにアッテ・パロカンガスを迎えた最強布陣となったビースト・イン・ブラックの待望のセカンド・アルバムだ。前作から約1年という短いスパンでのリリースながら、前作をはるかに凌駕する充実の内容となっており、ヘヴィな質感を保ちながらもキャッチーで重層なメロディが幾重にも練り込まれ、爽快感すら漂う絶品のアリーナ・メタルへと仕上がっている。W.A.S.P.やラプソディ、ビヨンド・ザ・ブラックとのヨーロッパ・ツアー、そして2018年5月の来日公演など精力的なライヴ活動で鍛造されたサウンドは、まさしくアントンの豊潤な音楽キャリアの集大成とも言えそうだ。

ビースト・イン・ブラック『フロム・ヘ
ル・ウィズ・ラヴ』

2019年2月8日 世界同時発売予定
【50セット 直筆サインカード付きCD】 WRDZZ-825 / ¥3,500+税
【CD】 GQCS-90684 / 4562387208593 / ¥2,500+税
※日本語解説書封入
1.クライ・アウト・フォー・ア・ヒーロー
2.フロム・ヘル・ウィズ・ラヴ
3.スウィート・トゥルー・ライズ
4.リペントレス
5.ダイ・バイ・ザ・ブレイド
6.オーシャンディープ
7.アンリミテッド・シン
8.トゥルー・ビリーヴァー
9.ディス・イズ・ウォー
10.ハート・オブ・スティール
11.ノー・サレンダー
《ボーナストラック》
12.キルド・バイ・デス
13.ノー・イージー・ウェイ・アウト

【メンバー】
アントン・カバネン(ギター/ヴォーカル)
ヤニス・パパドプロス(ヴォーカル)
カスペリ・ヘイッキネン(ギター)
マテ・モルナール(ベース)
アッテ・パロカンガス(ドラムス)

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