福山潤、内田真礼らが登壇! 映画『
中二病でも恋がしたい! -Take On M
e-』イベントレポート
この日の女性キャスト陣の衣装は、本作のために結成されたユニット・Black Raison d’etre(ブラックレーゾンデートル)としてPVを撮影した時以来となる「ゴスロリ衣装」で、福山さんも全身黒づくめの衣装で登場し、客席を盛り上げた。
ZAQさんは、アニメ第1期の11話で展開された勇太と凸守のやりとりを挙げ、「凸守が、勇太が思っていることを代弁してくれているのがすごく切ない」と語った。上坂さんはアニメ第1期で凸守がプールで発したセリフの元ネタの作品について熱弁。赤﨑さんは、森夏と凸守が身振り手振りでやりとりしているシーンで「声は聴こえなくても、ふたりの動きだけで何をしゃべっているのかが分かるところがすごい」と回答。内田さんは六花が勇太からチョップされて「あうっ」といってしまうシーンの詰め合わせ。「アニメ第1期から映画まで一貫して変わっていないところが印象的」、福山さんが挙げたのは映画のクライマックスの勇太と六花のシーンで、「お互いにすべてを受け入れたことが、大人への階段を登っていくさまを如実に表している」と『中二病でも恋がしたい!』シリーズを絶賛していた。
続いては「あの頃、私は中二病だった」コーナー。6人が、昔と現在を比較したエピソードを紹介。
ZAQさんは「ウェ~イ!からの引きこもり」。「昔はパリピだったのですが、仕事が好きになってからは引きこもってしまいました」と苦笑い。また、内田さんは、「弟が声優になった」と回答し、会場を盛り上げた。
続いて「私を呼びなさい!!」コーナー。この日残念ながらイベント参加が叶わなかった七宮智音役・長妻樹里から事前にとったアンケートをもとにクイズが出題された。「長妻さんが20歳までやっていた中二病な行動とは?」(正解は「未来の自分へのメッセージを、カセットテープに色々録音していた」)、「アフレコ現場で一番印象に残っている福山の服の柄は?」(正解は「どこかの家の間取り図」)などと、まさに中二病全開の難問が多数出題され、メンバーは答えを導き出すのに四苦八苦していた。そして見事優勝した福山さんには七宮の目じりの「ハート型のシール」をプレゼントされた。
続いてのコーナー「真の中二病の力を見せる時」はスクリーンに表示されたお題に対し、全員で「中二病らしい」回答を示さなければならない、という企画。
「学校に遅刻した時の中二病の人がいいそうな言い訳」というお題では、浅倉さんが「僕の翼が片翼だから」、「真の中二病の人が朝起きて鏡の中の自分に言う一言」というお題に、福山さんが「貴様、見ているな?」などと回答し、メンバーの心に潜む中二病パワーを大放出し、ファンをよろこばせた。
続いてZAQのライブコーナー・後半戦。ステージをいっぱいに使ってTVアニメ『中二病でも恋がしたい!』OP主題歌「Sparkling Daydream」、応援してくれるファンに感謝の気持ちを込めて、映画のED主題歌「こころのなまえ」をしっとりと歌い上げると、ここで、Black Raison d’etreの4人を呼び込む。
そして5人でTVアニメ『中二病でも恋がしたい!』ED主題歌「INSIDE IDENTITY」を披露。Black Raison d’etreとしてこの曲を歌うのは約6年ぶり、さらに5人で歌うのはなんと初めてだそうだが、そんなことを感じさせないほどノリノリで熱唱していた。
ZAQさん「私も10月でデビュー6周年ということで、このタイミングで皆さんの前で歌うことができてうれしいです。これからも『中二病でも恋がしたい!』という作品を、皆さんの胸にとどめておいてください」
上坂さん「6年前は右も左も分からず、アフレコ現場でみなさんに迷惑をかけていた気がします。この作品はもっと世に出るべきだと思いますし、みなさんの口コミで作品のよさを広めていただければ、またこうして集まれるかも知れないので、これからも応援よろしくお願いします!」
浅倉さん「最初から最後まで楽しく過ごさせていただきました。これだけの人がこんなに盛り上がってくださるということで、今後に期待が持てそうです。またみんなと会えることを信じて、これからも頑張ります!」
赤﨑さん「私の中で、今ものすごく『中二病でも恋がしたい!』熱があがっています。このメンバーとまた何かやりたいです。音楽もストーリーも素敵だし、色々なところに通じるテーマを扱っている作品であることを改めて感じました。この作品に携われて幸せです」
内田さん「6年の歴史は長く、思い出があふれるように出てくる作品にみなさんと共有できてうれしいです。私は欲張りなので、まだまだこの先がみたいです。まだまだ育てていきたい作品なので、引き続き応援よろしくお願いします!」
福山さん「こうして名場面を見ていると、当時どういう風に苦労していたのかをみんな覚えているんだな、と感じました。みなさんも学生時代に経験があると思いますが、僕の中にも中二病の気持ちがあったからこそ、今こういう仕事をしているのかもしれません。『中二病でも恋がしたい!』という作品はひとまず一区切りですが、みなさん、これからも中二病の心を胸に持って生きていきましょう!」
ラストは作中で六花たちが使用した、おなじみの詠唱呪文でお別れ。内田さんの「バニッシュメント!」の声にファンが「ディスワールド!!」と応え、イベントは終了した。
○Twitter @anime_chu_2
関連ニュース
Voice-Style
声優ファンのための、無料で、わかりやすく、オープンな情報サイトとして、ニュース、データベース、コンテンツの3つを提供しています。声優を好きになった人たちを肯定し、応援し、いっしょに楽しめるメディアを目指しています。