The Super Ball、
バンドスタイルで新境地を見せた
代官山UNIT公演が大盛況
2ndアルバム『Out Of Bounds』を携えての全国ツアー『The Super Ball ワンマンツアー2018 〜Bound Up〜』を9月1日(土)の新横浜NEW SIDE BEACHからスタートさせたツインヴォーカルユニットのThe Super Ball(略称:スパボ)。そんな彼らが、9月25日(火)に代官山UNITでツアーの東京公演を行なった。
今回のツアーでは初となる福岡公演も組み込まれるなど、デビュー以来の精力的な活動が功を奏し、着実にその輪を全国へと大きく拡げている。ギター、ベース、ドラムをサポートに加えたバンドスタイルでツアーに臨み、The Super Ballとしての“進化”と“成長”を各公演で提示してきた。スタートから横浜・千葉・大阪・名古屋と4公演を経て、バンドとしても強固な絆とグルーブ感を構築し、9月25日(火)に満を持しての東京公演。3連休明けの平日火曜日の公演であり、天候も残念ながら雨模様となってしまったが、開場前から代官山UNITにはグッズを求める熱心なファンが長蛇の列を作っていた。
新たに制作されたSEが会場に鳴り響くと、バンドメンバーに続いて大歓声と共に佐々木陽吾(Gu&Vo)と吉田理幹(Pf&Vo)がステージに姿を見せる。1曲目に披露したのは「ヒカリグライダー」。吉田は普段の定位置であるキーボード前を離れ、ステージ最前でハンドマイク片手に手拍子を交えながら観客を煽っていく。それに呼応する形で1曲ごとに歓声と手拍子、コール&レスポンスで会場のボルテージは一気に上がる。今までのスパボにはなかったステージ上の光景に驚きつつも、彼らのステージングやMC、そして何よりも演奏される楽曲を聴くだけで、昨年までのライヴから確実に“進化”しており、ライヴパフォーマンスのスケール感が過去とは比べものにならないほどに大きく見えた。
そして、MCを挟んでライヴ中盤に差し掛かったところで、「弘前公園」「消せないルール」という彼らの真骨頂でもあるハーモニーと歌詞の世界観をじっくりと聴かせるバラード曲を投下したのだ。オープニングから笑顔と歓喜が溢れた会場は一転し、楽曲の世界に引き込まれることで涙するファンがあちらこちらで見受けられた。“盛り上げる場”と“聴かせる場”のギャップをライヴ全体で演出していき、それを表現者として2人がしっかりとコントロールしていた姿が印象的。ライヴを通して、聴き手側が喜怒哀楽の感情を自然に表現できる空気感を創り出している。まさに、この姿がデビュー以来地道に全国各地で歌い続けてきた彼らの“進化”と“成長”の証ではないだろうか。
また、今回リリースした2ndアルバムの楽曲がスパボサウンドの幅を大きく拡げたのも確かなことだろう。約2時間でアンコールを含めて20曲を披露した東京公演は、良い意味で実際の時間よりも短く感じた。それは彼らの楽曲に引き込まれ、時間を忘れるくらいライヴに夢中にさせられたから。今後も続く計り知れない彼らの“進化”を早くも期待してしまうパフォーマンスだった。
バンドセットで開催する今回のツアー公演も、残すは初の九州公演となる10月7日(日)の福岡・DRUM Be-1のみ。まずはこの公演にぜひ足を運んでもらいたいが、並行して9月末から2人だけのアコースティックセットで行なう全国ツアー『The Super Ball ワンマンツアー2018 ~Bound Up フタリダケ~』の開催も控えている。このツアーは札幌・仙台・青森・静岡・京都・広島と全公演がツアーとしては初開催の場所ばかり。特に青森は佐々木の地元凱旋ライヴとなり、思い入れと気合が十分なことだろう。仙台公演は早くも昼&夜公演共にチケットが売切れとのこと。バンドスタイルとはまた違う、The Super Ballのアットホームさを全面に押し出したこちらのツアーもぜひチェックしてみてほしい。
今回のツアーでは初となる福岡公演も組み込まれるなど、デビュー以来の精力的な活動が功を奏し、着実にその輪を全国へと大きく拡げている。ギター、ベース、ドラムをサポートに加えたバンドスタイルでツアーに臨み、The Super Ballとしての“進化”と“成長”を各公演で提示してきた。スタートから横浜・千葉・大阪・名古屋と4公演を経て、バンドとしても強固な絆とグルーブ感を構築し、9月25日(火)に満を持しての東京公演。3連休明けの平日火曜日の公演であり、天候も残念ながら雨模様となってしまったが、開場前から代官山UNITにはグッズを求める熱心なファンが長蛇の列を作っていた。
新たに制作されたSEが会場に鳴り響くと、バンドメンバーに続いて大歓声と共に佐々木陽吾(Gu&Vo)と吉田理幹(Pf&Vo)がステージに姿を見せる。1曲目に披露したのは「ヒカリグライダー」。吉田は普段の定位置であるキーボード前を離れ、ステージ最前でハンドマイク片手に手拍子を交えながら観客を煽っていく。それに呼応する形で1曲ごとに歓声と手拍子、コール&レスポンスで会場のボルテージは一気に上がる。今までのスパボにはなかったステージ上の光景に驚きつつも、彼らのステージングやMC、そして何よりも演奏される楽曲を聴くだけで、昨年までのライヴから確実に“進化”しており、ライヴパフォーマンスのスケール感が過去とは比べものにならないほどに大きく見えた。
そして、MCを挟んでライヴ中盤に差し掛かったところで、「弘前公園」「消せないルール」という彼らの真骨頂でもあるハーモニーと歌詞の世界観をじっくりと聴かせるバラード曲を投下したのだ。オープニングから笑顔と歓喜が溢れた会場は一転し、楽曲の世界に引き込まれることで涙するファンがあちらこちらで見受けられた。“盛り上げる場”と“聴かせる場”のギャップをライヴ全体で演出していき、それを表現者として2人がしっかりとコントロールしていた姿が印象的。ライヴを通して、聴き手側が喜怒哀楽の感情を自然に表現できる空気感を創り出している。まさに、この姿がデビュー以来地道に全国各地で歌い続けてきた彼らの“進化”と“成長”の証ではないだろうか。
また、今回リリースした2ndアルバムの楽曲がスパボサウンドの幅を大きく拡げたのも確かなことだろう。約2時間でアンコールを含めて20曲を披露した東京公演は、良い意味で実際の時間よりも短く感じた。それは彼らの楽曲に引き込まれ、時間を忘れるくらいライヴに夢中にさせられたから。今後も続く計り知れない彼らの“進化”を早くも期待してしまうパフォーマンスだった。
バンドセットで開催する今回のツアー公演も、残すは初の九州公演となる10月7日(日)の福岡・DRUM Be-1のみ。まずはこの公演にぜひ足を運んでもらいたいが、並行して9月末から2人だけのアコースティックセットで行なう全国ツアー『The Super Ball ワンマンツアー2018 ~Bound Up フタリダケ~』の開催も控えている。このツアーは札幌・仙台・青森・静岡・京都・広島と全公演がツアーとしては初開催の場所ばかり。特に青森は佐々木の地元凱旋ライヴとなり、思い入れと気合が十分なことだろう。仙台公演は早くも昼&夜公演共にチケットが売切れとのこと。バンドスタイルとはまた違う、The Super Ballのアットホームさを全面に押し出したこちらのツアーもぜひチェックしてみてほしい。