1980年代初めの釜山(プサン)を舞台に、金もなく、コネもない弁護士ソン・ウシク(ソン・ガンホ)の人生を大きく変えた5回の公判と、彼を取り巻く人々の話を描いた映画『弁護人』。爆発的な反応と賛辞が生まれている同作が、観客の熱い応援に応えようとゲリラ舞台挨拶を実施。ヤン・ウソク監督、ソン・ガンホ、クァク・ドウォン、シワン(ZE:A)、チャ・ウンジェらが登壇した。

「『弁護人』が人気を得ているのは、観客の皆さんのおかげ。映画を観ている2時間が意味のある時間になってくれることを願う」と伝えたソン・ガンホにつづき、クァク・ドウォンは「クリスマスに『弁護人』を(観に)訪れてくださり感謝している。予告なしにこの場に来たが、観客の方たちがより熱狂的に歓声をあげてくださり、力がみなぎる」と熱いコメントを伝えた。また、同作で平凡な大学生として生活しながら予想もしなかった事件に巻き込まれることになるジヌに扮したシワンは、「初の映画『弁護人』が観客の方々に多くの愛をいただいているので、より喜ばしい。本当にありがとうございます」と感謝の気持ちを述べ、観客はこれに歓声で応えた。

また、俳優ソン・ガンホとクァク・ドウォンは、映画の中でソン弁護士(ソン・ガンホ)が持っていた飲料水を観客にプレゼント。シワンもクリスマスグッズを身に付けながらクリスマスソングに合わせて即興でダンスを披露し、観客に愉快な笑いと感動を伝えた。チャ・ウンジェは、クリスマスに劇場を訪れた独身男性のためにキャンディをプレゼントした。彼らのサプライズに対し、観客は舞台挨拶終了後にスタンディング・オベーションで感謝の気持ちを伝えるとともに、映画に対する満足感も露わにしたという。

俳優陣と観客が1つになるあたたかい時間となった『弁護人』ゲリラ舞台挨拶。現在も凄まじい興行旋風を吹かせている映画『弁護人』は、現在韓国にて好評上映中だ。(写真提供=NEW)

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