最注目ボカロP「40mP」NHK「みんなの
うた」採用楽曲秘話
楽曲制作者でもある40mPには、今までのボカロファン以外からも大きな注目が集まった一年となった。そんな40mPに今回インタビューを敢行。2013年の活動を振り返りつつ、2014年に向けての話を聞いた。
―2013年は40mPさんにとって思い出深い出来事は何でしたか？
40mP
９月にベストアルバム『少年と魔法のロボット』がリリースでき、タイトル曲でもある『少年と魔法のロボット』をNHKの番組『みんなのうた』でオンエアしていただけたことです。 家族や親戚そして地元にいる友人などからも「聴いたよ」と言ってもらえたのがとても嬉しかったです。これまで音楽をやっていることを話しても、VOCALOIDを理解できないことが多々ありました。でも「みんなのうた」を見てもらえたことで、自分の音楽そしてVOCALOIDが何かを理解してもらえたかなと思います。また、これまで楽曲制作は自宅で収録する「宅録」という方法だったのですが、ベストアルバム『少年と魔法のロボット』では生の楽器で収録を行うことを経験できました。様々なアーティストの方々と一緒にスタジオで収録するのは、とても勉強になりました。たとえば、これまでストリングスやブラスは打ち込みでも使っていた時は、自分の感覚によるアレンジでしたが、目の前で演奏してもらうことによって実際に演奏した時にはどうなるかを教えていただけたので、以降の宅録でも反映出来ています。「作曲が好き、 VOCALOIDが好き」ということを2013年は再確認ができました。これからも、 VOCALOIDを使ってどんどん曲を作っていきたいです。
―2013年は40mPさんにとって思い出深い出来事は何でしたか？
40mP
９月にベストアルバム『少年と魔法のロボット』がリリースでき、タイトル曲でもある『少年と魔法のロボット』をNHKの番組『みんなのうた』でオンエアしていただけたことです。 家族や親戚そして地元にいる友人などからも「聴いたよ」と言ってもらえたのがとても嬉しかったです。これまで音楽をやっていることを話しても、VOCALOIDを理解できないことが多々ありました。でも「みんなのうた」を見てもらえたことで、自分の音楽そしてVOCALOIDが何かを理解してもらえたかなと思います。また、これまで楽曲制作は自宅で収録する「宅録」という方法だったのですが、ベストアルバム『少年と魔法のロボット』では生の楽器で収録を行うことを経験できました。様々なアーティストの方々と一緒にスタジオで収録するのは、とても勉強になりました。たとえば、これまでストリングスやブラスは打ち込みでも使っていた時は、自分の感覚によるアレンジでしたが、目の前で演奏してもらうことによって実際に演奏した時にはどうなるかを教えていただけたので、以降の宅録でも反映出来ています。「作曲が好き、 VOCALOIDが好き」ということを2013年は再確認ができました。これからも、 VOCALOIDを使ってどんどん曲を作っていきたいです。
－今年は９曲の新曲をニコニコ動画にアップロードされましたが、それぞれの制作秘話を教えてください。
40mP
『smile again』は、みんなで歌える曲、手を叩ける曲を意識しました。「自分らしい」曲のひとつじゃないかなと思います。「歌を歌うことは楽しい」「一緒に歌おうよ」というメッセージを込めました。
『純情スカート』は、前から頭に「僕だけの純情スカート」というフレーズがあったので、そのフレーズで曲を作りました。これまでのポップスとは違いめずらしくファンクですね。
『雨とアスファルト』は、明るい曲を作ることが多かったので、趣向を変えて影のある曲を作りました。歌詞でストーリーを表現せず、聴いた人がそれぞれ何かを感じていただければ嬉しいなという曲です
『ほころび』は、春先のタイミングでアップしたいなと２～３年前から寝かせていた曲だったんです。「今だ！」と思ってアップしたのを覚えています。卒業ソングなので卒業式などで歌ってもらえたら嬉しいですね。
『コトバのうた』は、僕は子供を意識して曲を作ることがあるのですが、この曲もそのひとつです。お父さんとお母さんと子供の間には言葉や挨拶が大切だよというメッセージをシンプルに表現しました。自分の中では歌詞が曲にハマったなと思っているので気に入っている曲です。
『明日、世界が終わる前に』は、歌い手のシャノさんに描き下ろした曲です。VOCALOID曲とは違い、歌う方のイメージを第一にして作曲しました。
『東京の真ン中で寝転ぶ』は、非現実的なもののようですが、曲を作っていた時の心境とリンクしている気がします。当時は意識していませんでしたが、今振り返るとその時の自分を書き留めておきたかったのかもしれません。
『少年と魔法のロボット』は、VOCALOIDのもつ温かみを表現したい、VOCALOIDを知らない人に曲を届けたいという思いが込められています。曲を聞いてほんわかした気分になって欲しいですね。
『ココロ＊パレット』は、電撃マオウで連載中の「この美術部には問題がある！」とのコラボレーション企画として制作したので、漫画を読みイメージを広げました。作者のいみぎむる先生に「主人公の女の子が歌っているように聞こえる」と言っていただいて嬉しかったです。
－2014年へ向けての豊富を教えて下さい。
40mP
2013年まで積み上げてきたものを、さらに進化させて作品のクオリティーを上げていきたいです。2013年はいろんな経験をさせていただいたので、ステップアップの１年になりました。 VOCALOIDも大好きですし、生演奏が主体の「虹色オーケストラ」の活動を通じて、「人」に歌って貰う魅力も実感しました。2014年は VOCALOIDも虹色オーケストラの活動もつづけ表現の幅を広げながら活動を続けていきたいです。
【少年と魔法のロボット VOCALOID BEST,NEW RECORDINGS】
発売日：発売中
価格：￥2500（税込）発売元：ドワンゴ・ミュージックエンタテインメント
特設サイト：http://d-ue.jp/sites/40mp/
虹色オーケストラ 横須賀公演
日程：2014年3月1日（土）場所：神奈川県・よこすか芸術劇場
※チケット先行抽選受付中！HP：http://rainbow-orch.com
40mP
『smile again』は、みんなで歌える曲、手を叩ける曲を意識しました。「自分らしい」曲のひとつじゃないかなと思います。「歌を歌うことは楽しい」「一緒に歌おうよ」というメッセージを込めました。
『純情スカート』は、前から頭に「僕だけの純情スカート」というフレーズがあったので、そのフレーズで曲を作りました。これまでのポップスとは違いめずらしくファンクですね。
『雨とアスファルト』は、明るい曲を作ることが多かったので、趣向を変えて影のある曲を作りました。歌詞でストーリーを表現せず、聴いた人がそれぞれ何かを感じていただければ嬉しいなという曲です
『ほころび』は、春先のタイミングでアップしたいなと２～３年前から寝かせていた曲だったんです。「今だ！」と思ってアップしたのを覚えています。卒業ソングなので卒業式などで歌ってもらえたら嬉しいですね。
『コトバのうた』は、僕は子供を意識して曲を作ることがあるのですが、この曲もそのひとつです。お父さんとお母さんと子供の間には言葉や挨拶が大切だよというメッセージをシンプルに表現しました。自分の中では歌詞が曲にハマったなと思っているので気に入っている曲です。
『明日、世界が終わる前に』は、歌い手のシャノさんに描き下ろした曲です。VOCALOID曲とは違い、歌う方のイメージを第一にして作曲しました。
『東京の真ン中で寝転ぶ』は、非現実的なもののようですが、曲を作っていた時の心境とリンクしている気がします。当時は意識していませんでしたが、今振り返るとその時の自分を書き留めておきたかったのかもしれません。
『少年と魔法のロボット』は、VOCALOIDのもつ温かみを表現したい、VOCALOIDを知らない人に曲を届けたいという思いが込められています。曲を聞いてほんわかした気分になって欲しいですね。
『ココロ＊パレット』は、電撃マオウで連載中の「この美術部には問題がある！」とのコラボレーション企画として制作したので、漫画を読みイメージを広げました。作者のいみぎむる先生に「主人公の女の子が歌っているように聞こえる」と言っていただいて嬉しかったです。
－2014年へ向けての豊富を教えて下さい。
40mP
2013年まで積み上げてきたものを、さらに進化させて作品のクオリティーを上げていきたいです。2013年はいろんな経験をさせていただいたので、ステップアップの１年になりました。 VOCALOIDも大好きですし、生演奏が主体の「虹色オーケストラ」の活動を通じて、「人」に歌って貰う魅力も実感しました。2014年は VOCALOIDも虹色オーケストラの活動もつづけ表現の幅を広げながら活動を続けていきたいです。
【少年と魔法のロボット VOCALOID BEST,NEW RECORDINGS】
発売日：発売中
価格：￥2500（税込）発売元：ドワンゴ・ミュージックエンタテインメント
特設サイト：http://d-ue.jp/sites/40mp/
虹色オーケストラ 横須賀公演
日程：2014年3月1日（土）場所：神奈川県・よこすか芸術劇場
※チケット先行抽選受付中！HP：http://rainbow-orch.com
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