映画『7番房の奇跡』パク・シネ来日
記者会見「イェスンに出会えただけで
光栄」

12月20日にザ・ペニンシュラ東京での記者会見を通じて映画に関するトークを繰り広げた。

映画『7番房の奇跡』(13)は、韓国で4人に1人が観たという大ヒット作品。ある事件をきっかけに逮捕され、最悪の凶悪犯たちが集まる刑務所の7番房の新たな一員となった知的年齢6歳のヨング(リュ・スンリョン)と、しっかりものの彼の6歳の娘イェスン(カル・ソウォン)が繰り広げる笑いあり涙ありのあたたかいヒューマン・コメディで、悪事ばかり行ってきた7番房の男たちが“6歳のおじさん”ヨングの愛娘イェスンを刑務所に潜り込ませようと奮闘する姿があたたかい笑いを誘う一作だ。同作でパク・シネは、成長したイェスンとして登場。弁護士となり父親の無罪を証明するために奔走する娘の姿を通じて成熟した演技を披露した。

今年は、ドラマ『となりの美男〈イケメン〉』(tvN)『相続者たち』(SBS)への出演、アウトドアブランド〈KOLON SPORT〉の40周年記念フィルムプロジェクト『恋のじゃんけん』公開など、とにかく“活躍の1年”を過ごしたパク・シネ。そんな彼女の13年の始まりを輝かせたのが、観客動員1,289万人を樹立した映画『7番房の奇跡』だった。パク・シネは同作について「正直、1000万人の観客動員を記録するとは想像もしていなかったので本当に驚いた。私としては、イェスンという役に出会えただけでも本当に光栄だったし、素敵な先輩方と共演できただけでも非常にありがたく思っていた」と明かした。

また、演じるうえで心がけたことについては「子供時代の感情を引き継ぐために、できる限り子供時代の撮影が行われている現場に行った。大切な父と娘の別れのシーンの現場には立ち会えなかったが、監督から仮編集の映像を見せていただき、その時の感情を掴むことができた」と説明した。個性あふれる共演者とのエピソードとしては、「個人的にはコミカルなシーンもなく、出番も少ない方だったが、刑務所のおじさんたちを訪ねていくシーンで先輩方とご一緒させていただき、その時に皆さんがアドリブで演技をされていてすごく楽しかった」と当時を振り返った。

「父と娘の間に通う感情というのは特別なものがあると思う。今まで、韓国では父性愛について描かれる作品はあまりなかった。この作品を通じて、父親の愛情について振り返るきっかけになったという意見を寄せていただいたことがとても記憶に残っている」と語ったパク・シネ。彼女の熱演が光る映画『7番房の奇跡』は、14年1月25日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー。

タグ

    連載コラム

    • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
    • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
    • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
    • MUSIC SUPPORTERS
    • Key Person
    • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
    • Editor's Talk Session

    ギャラリー

    • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
    • SUIREN / 『Sui彩の景色』
    • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
    • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
    • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
    • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

    新着