ユージ、原宿「東急プラザ」の屋上テ
ラスでLive Painting Partyを開催　
音楽に合わせ即興でハロウィンの絵を
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2013年10月4日（金）に東京・東急プラザ 表参道原宿 6F おもはらの森でライブペインティングのイベント・FIRST FRIDAY HARAJUKU Vol.18『ユージのLive Painting Party』が開催されタレント／モデルとして活躍するユージがプロのグラフィティアーティストと共に音楽に合わせて即興で絵を描く、エンターテイメントショーを行った。

「所さんの目がテン(日本テレビ)」「アッコにおまかせ(TBS)」などのバラエティ番組を中心に活動中。幼い頃から趣味だったイラストを活かして、アーティストのCDジャケットをデザインするなど活動の幅を広げているユージ。

そんなユージが昨年4月にオープンしたファッションテーマパーク「東急プラザ表参道原宿」の屋上テラス「おもはらの森」でライブペインティングのイベントを開催。

「ファッション」と「アート」「ミュージック」の街“原宿”のカルチャーを発信していく街おこしプロジェクトとして毎月第1金曜日に開催されている「FIRST FRIDAY HARAJUKU」の一環として開催された同イベントでは観客の前で一つの作品を仕上げていくというエンターテイメントショーを実施。ユージの他、グラフィティアーティスのAZI a.k.a. 橋本悠一郎、口だけで音楽を演奏する「ヒューマン・ビートボックス」奏者のreatmoが出演した。

秋の夜風が心地よいテラスには大きな真っ白いキャンバスとサウンドシステムが設置されており開演前に既に多くの観客が来場。そんな中、ユージ、AZI、reatmoの３人が登場するとまずは自己紹介もかねてユージが挨拶。「昔から宿題の裏などに絵を描いていて、実はもう20年近く絵を描いている」と自身のデザイン歴について語り、AZIとの出会いについて「絵についてアドバイスをもらい、自分がさらっと描いた絵をアレンジしてもらった」のがきっかけであることを紹介した。

そしてreatmoのボイスパーカッションが響くといよいよパフォーマンスがスタート。色とりどりのスプレー缶でキャンパスが塗りつぶされていく中、興味津々で見守る観客達。随所でマーカーも使用し、互いがスプレーで塗りつぶした部分に交互にアレンジを施していくなど、即興で描いているとは思えないほどの高度なデザイン力を発揮するユージとAZI。メロウなサウンドやミドルテンポなリズムなど変幻自在なreatmoのボイスパーカッションにのせ次第にキャンパス上には今回のデザインの概要が浮かびあがっていく。

一旦、reatmoはパフォーマンスを終えステージを離れるがリズムを崩すことなく描き続けるユージとAZI。阿吽の呼吸とも言える卓越したコレボレーションでキャンパスに現れたのは
カボチャとドクロのお化けが描かれたハロウィンがモチーフの作品だ。

後半に入ると再びreatmoが登場、彼が繰り出すボイスパーカッションが熱を帯びるとデッサンをする２人もラストスパートに入る。最後は自らのサインをキャンパスに描き見事なハロウィンの絵を完成させた。

会場から大きな拍手が送られる中、イベントの進行役から「完成ですか？」との問いかけに「完成です！」と達成感に満ちた表情で返事するユージ。しかし「やろうと思えばまだ全然やれますが（笑）」との発言も飛び出すなど、その言葉からは心から絵を描くことが好きな彼の人柄がにじみ出ていた。

また、今回「人前でライブペインティングをやるのが初めて」と語るもその堂々たるパフォーマンスと出来上がった作品のクオリティの高さで観客を魅了したユージ。「楽しかったです、機会があればまたやりたいです」とライブペインティングにおける今後の活動についても意欲をみせた。

１時間半にも及ぶショーの中、来場者のほとんどがその場を離れることなく、３人のパフォーマンスを見つめている姿が印象的であった今回のイベント。今後の活動については「Twitterをチェックして下さい」と照れくさそうに語った３人、才能をもった若きアーティスト達の今後の活躍に期待が高まる。