リッチー・ブラックモア「レインボー
はいまのラインナップがベスト」

リッチー・ブラックモアは、ロニー・ロメロ(Vo)、イェンス・ヨハンソン(Key)、ボブ・ヌーヴォー(B)、デイヴィッド・キース(Dr)と共に2016年に復活させたレインボー(RITCHIE BLACKMORE'S RAINBOW)が、レインボー史上最高のラインナップだと考えているそうだ。
リッチーは『Eclipsed Rock Magazine』のインタビューで、初公演での演奏スタイルが以前に比べ抑え気味になったことを残念に思うファンもいたと言われると、こう返した。「ロニーはとても優れたパフォーマーで、僕らに、自分たちがやっていることに集中する自由を与えてくれる。長いこと、僕はギターを速くプレイするのはとても重要だと考えていた。実際、速弾きが必要な曲もある。でも、ある時点で、僕は“できる限り多くのノートでAからBへ移ることはしたくない”って気づいた。いま、僕は“少ないほうがいい”と思ってる。初めての公演を振り返ると、僕ら、もうちょっとリハーサルをしておくべきだった、そうすればあの公演はもっと良くなっていただろうと思う。それに、自分はどの曲もすごく良くプレイできたとは思っていない」
「このバンドとプレイするのは本当に楽しい。(回を重ねるごとに)ほかのメンバーはどんどん自信をつけている。ロニー・ロメロは素晴らしいシンガーだ。それに僕は、僕の昔の音楽とともに育ってきたファンのためにプレイすることを嬉しく思っている」
現ラインナップをほかと比べるとどう思うかとの質問には、「いまから言うことは、おそらくコージー・パウエルや(ロニー・ジェイムス)ディオのファンを憤慨させるだろうが、僕は本当にこう思ってるんだ。このラインナップはこれまでのレインボーで最高のラインナップだと。まあ、その一方で、僕はいつも、ステージの上であろうがなかろうが、いまを生きている。だから、常に“いまのラインナップが最高だ”って思ってきたけどね」
リッチー・ブラックモアズ・レインボーは4月、2017年6月にイギリスで行なわれた3公演を収録した『メモリーズ・イン・ロックII~ライヴ・イン・イングランド2017』をリリースする。日本では4月4日に先行発売される。
Ako Suzuki

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