【インタビュー】佐藤流司 テンショ
ンMAXで突き進む激アツ集団!夢を追
いかけるバンドマンの熱き想い

2.5次元舞台、ミュージカルで注目のキャストが続々と登場するドラマ『御茶ノ水ロック』(テレビ東京)。ミュージカル『刀剣乱舞』、ライブスペクタクル『NARUTO-ナルト』などに出演する佐藤流司が演じる主人公・始は、東京・日本武道館ライヴを目標にするバンドのボーカル。兄との葛藤やバンドメンバーとの成長が熱くリアルに描かれる。そんなドラマのスタートを前に彼が作品への想いや現場でのエピソードをたっぷりトーク!!
■注目の2.5次元俳優が集結!仲良しキャストとの撮影中のエピソードを告白!!
――ダイダラボッチというバンドのボーカル・始を演じる佐藤さん。ご自身も2018年元旦にバンドデビューを果たしましたが、それが活かされた部分、またはあえて変えた部分などありますか?
佐藤 自分がやっているバンドと、今回の『御茶ノ水ロック』の中のバンド・ダイダラボッチの違いを挙げるとするならば、歌い方です。始は、真っ直ぐで素直な人物なので、変にビブラートとか抑揚とか、しゃくりみたいなものは入れず、歌詞がスッと入るような、真っ直ぐ魂で歌うっていうのを意識しました。
――歌い方という意味では、印象的なのは、1話では“クセが強い歌い方”。あれは監督からの指示、それとも佐藤さん自身のアイディアですか?
佐藤 めちゃめちゃ細かな演出が入りました(笑)。3テイクくらい撮ったんですけど、全8話を通してそれがマックスだと思います。監督のこだわりポイントでした。実はあの日だけ、ちょっと風邪をひいたんですよ。コンディションが悪かったんです。でも逆に“クセが強い歌い方”という意味では良かったかもしれないです(笑)。
――佐藤さんが演じる始と、兄の亮(染谷俊之)との葛藤がベースに描かれるお話ですが、染谷さんとは現場ではどのようなお話しをされましたか?
佐藤 役づくりに関しては話していなくて、そのままセッションでやらせてもらった感じです。染谷くんは受け身で、器の大きい人なんですよね。ずっと俺の話をニコニコしながら聞いてくれる感じで、ホントにお兄ちゃんみたいな感じがしました。俺が思うお兄ちゃん像って感じですね。
――撮影中、バンドメンバーとはどんな感じでしたか?
佐藤 基本、ずっと笑っていましたね。特に、松本岳がおかしくて、距離感が変なんです(笑)。通り過ぎる時肩がぶつかったり、話す時、鼻が着くような距離だったり(笑)。相当おもしろかったですね。
――メンバーをボケ・ツッコミで分けると?
佐藤 ボケ2、ツッコミ2ですね。
――佐藤さんは?
佐藤 ツッコミです。ボケ2は岳と(宮城)紘大。リズム隊がボケ(笑)。前ちゃん(前山剛久)と俺がツッコミ。
――バンドメンバー内で意識していたことは?
佐藤 とにかくテンションを落とさないように、元気で激アツなチームにしていこうと、どれだけ疲れていてもマックスでやるぜ、という意識は持っていました。今回、初めて会った時から仲が良くて、すぐに4人でご飯にも行ったんです。関係性ができるのは、早かったですね。
■兄役・染谷俊之との兄弟の絆が明らかに!?佐藤流司が目指したいものとは?
――始は日本武道館を目指すわけですが、佐藤さん自身、先日、日本武道館にも立たれました。実際に立ってみて、あのステージから見える景色はいかがでした?
佐藤 聖地ですからね。半端じゃないです。このお仕事をやるようになって、だんだん大きな舞台というのに慣れてくるというのはあったんですけど、武道館で7000人を前にした時、俺らすごいことしているんだなって改めて思いました。
――佐藤さんは、今、ここを目指したい、行ってみたいと思う場所はありますか?
佐藤 いつか、シベリアのオーロラの下で写真集を撮りたいですね。いろんな美しい景色ってありますけど、オーロラって一番キレイだと思うんです。子供の頃は花火やイルミネーションを見ても特に感動しなかったんですけど、大人になっていいなと思うようになって。オーロラを肉眼で見てみたいです。
――ちなみに、先日ランキングBOXのインタビューで染谷さんも「オーロラを見に行きたい」とおっしゃっていました。
佐藤 へぇー!マジですか。
――オーロラの話を事前にしていたわけではないですよね?
佐藤 していないです。ホント偶然。すごい。染谷くんに連れて行ってもらおうかな。図らずも兄弟の絆が滲み出ちゃいましたね(笑)。
――この『御茶ノ水ロック』では、なぜかカレーが出てきますけど、佐藤さん自身カレーは……。
佐藤 たまに出てくると、ありがとうって感じなりますけど、普通です(笑)。
――(笑)。佐藤さんにとってのパワーフードは?
佐藤 鰻ですね。食べると元気が出ます。ただ、しょっちゅう食べていたら出費がえらいことになるので、たまにしか食べないですけど。
――では、『御茶ノ水ロック』を楽しみにしている方にメッセージをお願いします!
佐藤 深夜のテンションで観たら120%楽しめると思います。20歳を超えている方でしたら、1杯お酒を引っ掛けてから観るのもいいと思います。ストーリー自体はシリアスですけど、笑いがちょいちょい挟まれていますので、気軽に楽しんでほしいです。
――ちなみに、佐藤さん自身は笑いに挑むのは好きですか?
佐藤 人を笑わせるのって苦手なんですよ。特に、体を張った笑いみたいのがすごく苦手で。さっき話した“クセの強い歌い方”のところは、初めて自分を犠牲にして笑いを取った感じがします。俺にとっての初挑戦。そこもぜひ観てください(笑)。
文/田部井徹

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