【THE WARRIORS】ヒップホップファン
、ダンサーなら一度は見るべき映画を
紹介!DJ MAR SKIの「CHECK THE FIL
M vol.1」

「Red Bull BC ONE」を始め、「DANCE ALIVE HERO’S 」、「WDC」など数々のバトルイベントのDJをこなし、国内外問わずビッグイベントのDJとして、ダンスシーンから絶大な支持を得るDJ MAR SKI。
彼は音楽はもちろんのこと、ヒップホップ、ストリートカルチャーにまつわる多彩な知識を持ち合わせており、実は大の映画好きでもあるのだ。
今回Dewsでは、そんな映画好きでもあるDJ MAR SKIとの新企画をスタート。
その名も
DJ MAR SKIの「CHECK THE FILM」!
ご存じの方もいるかと思うが、映画とヒップホップカルチャーは密接に関係しており、ダンサーがショーケースで使用している楽曲、バトルでの選曲、衣裳にプリントされているロゴなど、映画からサンプリングされたものは数え切れないほど存在するのである。
当コーナーでは、DJ MAR SKIがヒップホップファンやダンサーなら一度は見るべき映画を解説付きで紹介!
ヒップホップへの知識や理解をさらに深めたい方には是非とも読んでいただきたい企画となっている。
DJ MAR SKI
皆さんこんにちは、いよいよDewsさんの新コーナー「CHECK THE FILM」を担当させていただきますMAR SKIです。
今回この様な機会を設けて頂き映画好きの方はもちろん、ダンサーの皆さん、またヒップホップファンの方達に
是非チェックして頂きたい映画を紹介して参ります。
なぜに映画??
と思われる方が多いかと思います。
それはヒップホップカルチャー、ダンスカルチャーと映画は密接に関係しているのです。
例えば、映画のサンウドトラックからの音楽での関係性。
映画のタイトルやジャケットイメージなどによるファッションやデザイン、サンプリング等の関係性。
劇中の様々な描写での動きや台詞、歌やラップのリリック等・・・。
また、海外の人と会話する時に
「あいつ、○○○みたいなキャラしてやがるぜ!」や劇中の台詞をそのまま引用して会話に混ぜてきたりと「見てて当たり前!」という感覚で日常会話にも登場します。
「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!」的な(笑)。
なので、ダンスをやっていれば、ヒップホップが好きなら観てるでしょ!!!???
えっ!!??観てない?観た事ないの!!??
なんて事になると恥をかくので当然嫌だと思います。
そこで、僕がが知りうる中で大名作の定番の映画からマイナーな映画までネタバレしない様に紹介していきますので是非CHECKしてみて下さい。
さて、記念すべき第1回目CHECK THE FILMの1本目の作品はこちら!!!
THE WARRIORS(ザ・ウォリアーズ)
公開日:1979年
監督:Walter Hill(ウォルターヒル)
1979公開のこの映画、THE WARRIORSはニューヨークのギャングの抗争を描いた ウォルターヒル監督の作品の中で最も問題作とも言われた作品。
あらすじは、ニューヨークで活動するギャング集団が、とあるきっかけでブロンクスのパーク(公園)に大集結しお話が動き出す。
その集会を仕切る有力なギャングチーム「リフス」のリーダー「サイラス」が演 説中にある事件が起きる。
この事件をきっかけに様々な勘違いや憶測が飛び交い抗争へと発展していく。
そしてこの集会に参加していたブルックリンはコニーアイランドのギャング「ザ・ウォリアーズ」がその事件に巻き込まれ、いくつものトラブルや困難に立ち向かっていくというストーリー。
劇中のサイラスの演説中の印象的なシーン「Can You Dig It!!!」の台詞は聞いたことある人も多いかと。
このシーンは要チェックですよ!
また、後半でローグスというギャング団のリーダーであるルーサーが空瓶を指に入れてカチンカチン音を立てながら「ウォ~~リア~~ズ カムアウト プレイィ~~~」のフレーズもサンプリングされてますのでここでグッとくる人もいると思います。
その他見逃せない描写やキャラクターが沢山ありますので何度観ても楽しめる作品の1つです。
僕的には、戦に向かうシーンにおいては男達が横一列で歩いていく姿は萌えるシーンではないでしょうか(笑)!?
クライマックスでのカタルシスにもシビれますが作品から影響を与えられた人は数知れず。
公開当時はニューヨークを中心に熱狂した若者達がドラック片手に映画を観たり、また暴動や暴力事件を起こすなど問題も多かったとの事・・・。
※暴力描写が多い作品ですので規制対象の年齢の方はしっかりと保護者等に相談して判断して下さい。
そして、話は少し飛びますが今年「BATTLE OF THE YEAR」で3連覇という偉業を成し遂げたBBOY CREW 「THE FLOORRIORZ」のクルーネームもここから由来しており、衣装のチームロゴ等のサンプリングのオリジナルもこの映画で見れますよ!
デザイン / 写真提供 : DANCERS COLLECTION
また、過去のショーでも映画のオープニングのサントラも使用しておりまさに BBOY界のTHE WARRIORSといったとこでしょう!
まだチェックしてない人はもちろんCHECK THE FILM!!
もう何度も観たよ!って人もこれでまた一つ会話が弾んでくれると嬉しいです。
DJ MAR SKI
「BBoyはブレイクスで踊って欲しい」をテーマに様々なジャンルから掘り出したネタやブレイクスで新旧問わず現場を魅了するDJ。
数々のブレイクダンスバトルのサウンドコントロールDJとして国内外問わずビッグイベントのレギュラーも務める。

アーティスト

Dews

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