小沢健二、映画『リバーズ・エッジ』
主題歌に新曲提供
映画化に際して、かねてより岡崎京子と親交があり、固い絆で知られる小沢健二へ、映画製作サイドから主題歌提供を依頼したところ快諾、この夢のタッグが実現したという。小沢健二にとっては本作が初の映画主題歌となる。
まるで、問いかけるように、思い出を語らうように、寄り添うように、明日に向かう曲を聴きました。
『リバーズエッジ』へと導く小沢さんの唄は、懐かしい新しい、現在進行形の作品だと思います。
映画のラストでこの曲が流れて来た時、大切な何かが過ぎ去っていくのをただじっと見守っているような、切なさと温かさが入り混じった感覚に自然と涙が流れました。初めてデモを聴いた時から今日まで、毎日気が付くと頭の中で流れています。
映画の終わり方として、何かひとつの時代性の総括がほしいと思っていました。「あの時代はなんだったのか」ということを語るのに、岡崎京子を一番理解している人間はメロウじゃなくて感傷的じゃなくて、ものすごく爽やかなんだと。だからこんなにも力強いんだって。僕たちの予想を軽々と裏切ってくる楽曲をとてもすばらしく思いました。
(c)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
2017年9月6日発売
TYCT-39063 1200円(税抜)
<収録内容>
・フクロウの声が聞こえる
・シナモン(都市と家庭)
・フクロウの声が聞こえるinstrumental
・シナモン(都市と家庭)instrumental
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