2013年6月2日@Shibuya O-EAST

2013年6月2日@Shibuya O-EAST

山中さわお、初ソロツアーのファイナ
ルは大盛況

山中さわおが初のソロツアー「Buzzy Roars Tour」を終了! ファイナル公演は6月2日(日)に渋谷O-EASTで行なわれ、大盛況のうちに幕を閉じた。このツアーは山中が常々「僕の人生をかけたバンド」と話すthe pillowsの活動休止中に実施されたツアーであり、彼の音楽人生にとって非常に重要なものになったようだ。
そんな山中の想いを汲み取ってか1曲目の「RED BAT」から会場は熱い盛り上がりを見せる。「久しぶりじゃないか!みんな元気かい?」とまずはお決まりのあいさつ。続いて「The Devil's Pub」「The Beautiful Lip」「Absurd Song」と続けて2枚目のアルバム『退屈な男』からのナンバーを披露。「Absurd Song」ではカントリー調の曲に合わせて楽しそうに演奏する山中が印象的だった。そして、「Slide in tomorrow!」「Desert me」と破壊力のある楽曲を続け、山中自らギターソロをかき鳴らし、会場を一気に盛り上げていく。

中盤では「Rehabilitation」「Irritations」でヒートアップした会場を心地よくクールダウン。また、今回のライヴ会場で通販限定シングルとして発売されている森田童子のカヴァー曲「たとえば僕が死んだら」も披露。さらに、名曲「Answer」を感情込めて歌い上げる。後半に入ると、最新アルバムでも非常に人気の「All memories」を歌い、「HEAVEN'S PINHOLE」では情熱的に歌う山中にファンも必死に手を挙げ、「Mallory」「Buzzy Roars」で駆け抜け本編は終了した。

鳴り止まない拍手とアンコールの声を受け登場した山中は「ありがとう!今日でツアーは終了して、1週間くらいぼんやりしたら久しぶりにピロウズで集まるよ。どうなるかわからないけどやってみるよ。秋にシングル出すよ!今日は本当にありがとう!」と叫び、「DAWN SPEECH」を披露。歓声と共に大きな拍手が会場に響きわたった。

さらに、ダブルアンコールに応え、バンドメンバーなしで山中のみがステージ上に。the pillowsの名曲「Fool on the planet」を弾き語りで熱唱するのだった。なおもアンコールは続き、ピロウズの「Funny Bunny」へ。サビでは山中がギターを弾き、バスターズ(the pillowsファンの総称)が大合唱。涙を流して歌うものもおり、山中にとってもバスターズにとっても忘れられないツアーとなった。

「次はピロウズで会いに来るよ」とMCでも語っていたとおり、the pillowsが活動を再開する。9月16日からはバンドが25周年に突入し、シングルもリリースするとのこと。期待して待とう!

「HEVEN'S PINHOLE」MV

「Answer」MV

OKMusic編集部

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